概要
『ウマ娘プリティーダービー』のグラスワンダーとスペシャルウィークのカップリングタグ。
クラスメイトであり、ライバルでもあるといった関係で仲もいいが、第一期の第8Rではスズカのリハビリにかまけてレースに身が入っていなかったスペをグラスが下して活を入れると言った必ずしも仲がいいだけの存在でなく、共に切磋琢磨すべき関係である描写も見受けられる。
なおこの辺りの描写からグラスをヤンデレとして描く作品もあるが、それはあくまでも二次創作である。
長らく怪我で休養しており、友人たちが成果を上げていくのを黙って見ているしかなかったグラスワンダーとしては、ようやく勝負できると思ったらその友人がレースと直接関係ない人のことばかりを考えていたのでは怒って当然である。
上記宝塚記念の対決は、ゲームのメインストーリー第一部最終章でも描かれるのだが、こちらではスペは「グラスとの勝負に勝ったら凱旋門賞行きを視野に」という史実準拠のやる気万全な状態のため、単にグラス陣営の気迫に負けたような描写になっている(調教もといトレーニングの際に、グラスワンダーは『狙うは同期のダービーウマ娘1人』というJRAの本気(CM)をオマージュしたセリフも吐いていた)。
史実において
95年生まれの最強世代として争ったよきライバル同士である。
特にアニメでも再現されたように、スペシャルウィーク鞍上の武豊がグラスワンダーを探したなど様々な逸話がある。
またアニメでは活を入れる描写として表現されるように、史実でも両者の対決は2回ともグラスワンダーに軍杯が上がっている(有馬記念の方は4cm差という僅差だったが。なお、この時、「馬体だとグラスワンダーが先だが、騎手の身体はスペシャルウィーク(武豊)の方が先」という珍事が発生していた→外部リンク)。
外国産馬であったグラスワンダーは当時出走できるレースが限られていたため、関係者は実力を十分に見せ付けられず歯がゆい思いをしていたが、スペシャルウィーク陣営としてもリベンジの機会が少なすぎて残念だっただろう。
また余談ではあるが、馬というものは同性同士でも馬っ気を出すことで知られている。
引退後にスペシャルウィークとグラスワンダーが函館で再会した時、グラスワンダーのアレがヒヒィン!な事になっていたのもこのカップリングを強調させる由来となっているのだろうか……
まあグラスワンダーはスペシャルウィークと対面する前からその状態だったため、種牡馬の仕事で呼ばれたと勘違いしていた可能性が高い。
現にスタッフに引かれていった先にいたのが牝馬ではなくかつてのライバルだったのを見て、察したかのように萎え始めている。
ちなみにどちらもアメリカの競走馬ヘイルトゥリーズンの直系の曾孫にあたり、グラスワンダーがロベルト系統でスペシャルウィークがヘイロー系統になる。
関連タグ
関連動画
カンテレ公式の宝塚記念(1999年)。該当のシーンは5:00頃。