「言っただろう…、絶対に勝ちたい奴がいるんだ、こんなところで負けるわけにはいかん!」
CV:黒田崇矢
人物像
リカルド・フェリーニの親友にして良きライバルでもあるガンプラファイター。27歳。
ガンプラ歴は20年を誇っており、第5、第6大会で二度の世界大会出場を果たしている。なお、世界大会における最終成績はベスト16。
「暴れ牛」の異名を取る強面の大男だが、その戦い方は繊細にして緻密である。
第6回大会におけるフェリーニとの試合では制限時間になっても決着が付かず、攻撃を先に一発当てた方を勝者とする延長戦に突入するも、それでも二時間以上にも及ぶ壮絶な戦いとなったと言われている。
第7回ガンプラバトル選手権大会ではニルス・ニールセンの登場により世界大会への出場は逃すが、世界大会決勝戦前に来日し、フェリーニらと共に前夜祭を楽しむ姿が見受けられた。
その後はニルスがプラフスキー粒子研究でガンプラバトルから遠ざかった事もあり、世界大会の常連ファイターとして再び名を連ねている。
第8回ガンプラバトル選手権大会でも本選に進み、ベスト8にまで勝ち残っている。
戦績
使用ガンプラはDIアダガ・オーディン(第6回)及びトールギス・ワルキューレ(第7回)、トールギスⅡ・ワルキューレ。大会毎に使用機体を大きく変える一方で「ガンダムではないが、それに匹敵する性能をもった機体」を選んでおり、北欧神話から機体名をチョイスする事でも知られる。
第6回大会でのフェリーニへのリベンジを果たすべく第7回ガンプラバトル選手権世界大会のアメリカ地区予選に臨み、決勝まで駒を進めるものの、ニルス・ニールセンの戦国アストレイ頑駄無に敗北。
彼の敗北を皮切りに、世界中より新世代のガンプラファイターが頭角を表していく事になる。
ガウェインやカトウ、カルロス・カイザーと共に「新世代のファイターによって敗れ去るベテランファイター」の一人であるが、ファイターとしての意地、そして何よりフェリーニとの再戦の為に、ニルスの降参の提案も跳ね除け満身創痍の果てに戦闘不能になるまで戦い続けた。結果としてニルスに一矢報いることも叶わなかったものの彼の熱い心は見るものを震わせたであろう事は想像に難くない。
なお、ニルスとのバトルで彼に切り札を切らせたのは、セイとレイジ、そしてグレコの三人だけである。