「最も美しいガンプラとそのファイターに倒されることを光栄に思え!」
CV:須嵜成幸
概要
フィンランドに拠点を持つガンプラチーム「ネメシス」に所属していたファイターの一人。
オーストリアのブルーデンツ出身。第7回大会当時は25歳の男性。フルネームはネメシス会長同様、第10話の英文にて確認できる。
同チームのトップファイターだった人物であり、リカルド・フェリーニなどガンプラバトル関係者にもその名を知られるだけあってその実力は世界レベル。
外伝『ビルドファイターズA-R』では、第5回大会から参戦し、毎回のようにカルロス・カイザー相手に激戦を繰り広げていた事が語られている。
TVアニメ本編では詳しい人物像が描かれなかったが、『GMの逆襲』で気障な性格のナルシストであることや、自身に見合う「美しいガンプラ」を作るためなら金に糸目をつけない人物であることが判明している。それ故か、フェリーニからは「ガウェインの野郎」と受けは良くなかった。
フラナ機関からアイラを売り込むべくネメシスに訪れたバルトに対して、アイラの実力に半信半疑だったネメシス会長に呼び出され、彼女と模擬戦を行った。
しかし、その実力もアイラの特殊能力の前には手も足も出ず、基本性能で劣るジェガンで愛機のデビルガンダムを一方的に破壊され惨敗。そのままネメシスのトップファイターとしての地位を失った。カルロス・カイザー同様アイラに敗北した彼だが、カイザーと違い純粋な実力差によって敗北してしまった。
アイラに敗れた後、ネメシスを解雇されたようで、『GMの逆襲』ではマシタ・ミキオ率いるガンプラマフィアの一味となっており、雨が降るバラの森のフィールドにて黄金のバウンド・ドックを駆ってイオリ・セイ達の前に立ちはだかる。
面識があるフェリーニからは「趣味の悪いフィールド」「イカれた機体配色」「落ちるとこまで落ちやがって」と散々嘲笑された挙句、フェリーニのガンダムフェニーチェリベルタにダメージらしいダメージを与えられないまま敗北し、その後ミキオら共々国際ガンプラバトル公式審判員に逮捕された。
使用ガンプラはフィンランド時代に凌ぎを削ったカイザーほどではないが大型の機体を使用。ネメシス時代はデビルガンダムを使用。肩部デビルフィンガーの再現に加え、股関節部へのビーム砲の追加といった独自改造が施されている。
ガンプラマフィアとなった後は装甲表面にダイヤモンドコーティングを施した黄金のバウンド・ドックを使用している。このコーティングを施された装甲はバスターライフルの直撃を受けても傷一つつかないほどの防御力を有しているが、フレームやスカートの内部にまではコーティングが施されておらず、特にMA形態では真下からの攻撃が弱点となる。