「仏恥義理だぜええッ!」
概要
馬車や騎空艇が一般的な移動手段であるファンタジー世界のグラブルに爆誕した、作中でも一二を争うような異色ガジェットの一つ。
不良の抗争を描いたシナリオイベント『蒼空の向こう側』で初登場し、世界観をガン無視したカオスな設定で騎空士たちの腹筋を破壊した。
ツッパってる少年少女の間で爆発的な人気を誇っている乗り物。通称「単車」。
見た目はどう見ても現実世界における電動式バイクだが、これに乗ってマナリア魔法学院内を疾走する不良学生達に頭を悩ませる教師陣いわく「足でペダルを回すことで二つの車輪が駆動し走行する」……つまり走行原理的にはこのナリでバイクではなく自転車である。
ただし動力は完全な人力ではなく、後輪に取り付けられたリアクターに搭乗者の魔力を込めることで大きな推進力を得ることが可能(ペダルが羽根のように軽くなる)であるため電動アシスト自転車に近い。漕ぎ手次第で驚異的なスピードを出せる一方、魔法が不得手な者は当然自力で漕がなければならない。キコキコキコキコ
…とまぁここまでならまだ分からなくもないのだが、車体のデザインに関して「そのまま乗るのはダサい」という理由で乗り手毎に思い思いの派手な装飾を施すのがトレンドであるらしい。廃棄品を組み立てて作られる性質上カスタマイズの幅は非常に広く、例えばイベント内でツバサ達が乗っているものは暴走族風に改造されていたりする。
画面の前の我々からすればシュール極まりないネタの権化であるが、バイクないしケッタギアを初めて見たルリア達は真剣に興味津々だったりする。ネタ的要素もさることながら、ケッタギアに青春を賭ける漢のアイデンティティとして、はたまたビィとツバサ達の友情の証としてストーリーを熱く盛り上げた。
イベント後もたびたび新たな乗り手が登場しているほか、同社の某アイドルゲーにもコラボアイテムとして出張した。
ちなみに「ケッタ」とは東海地方での自転車を指す方言であるケッタマシーンの略称であり、「マシーン→ギア(装置の意味も持つ)」と読み替えたのがメタ的な語源と思われる。
主な使用者
関係者
- グレア(神撃のバハムート)(アンのケッタギアの後部座席に乗った。)
- ポンメルン(新年早々ケッタギアで帝都内を爆走するツッパリ達にキレていた)
- バロワ(バイクらしきものを骨董屋で入手しているが、おそらくケッタギアとは全くの別物)
- ゴールドシップ(ウマ娘)、メジロマックイーン(ウマ娘)、エデソ(コラボイベント「蒼空に響くファンファーレ」において、マナリア魔法学院で行われる魔法の障害レース「マナリアカップ」に(マジックウェポンであるエデソをゴルシが握り、魔法が使えるグラブル主人公を乗せた荷車を引いて走ることで「魔法を使える」という資格は満たしていると強弁しつつ)出走し、ケッタギア、使い魔などに騎乗して爆走する他参加者に対し、ウマ娘の身体能力とエデソの魔力飛行による末脚(?)で渡り合い、ゴールを競った)