概要
オーブ連合首長国の秘密部隊「ODR」の一員。主にタツミ・ホーリとMVF-X08 エクリプスをサポートするためにODRが保有するバクゥやスカイグラスパーに搭乗する。ナチュラルとコーディネイターとの融和路線に対して「諦感」で世界を見ている。
公式サイトではコーディネイターとなっているが、実際はハーフコーディネイター。
ナチュラルの父はコーディネイター排斥運動の最中に亡くなり、コーディネイターの母親と共にオーブに亡命したものの、伝手も何もない母子が2人で生きていくには難しい状況であり、母はオーブの下級氏族の1つ「スセ家」当主の愛人になることで生活費を得ていた。
やがて母は「飽きた」という理由で捨てられ、病で余命幾ばくもなくなるが、その矢先にジョエル・ジャンメール・ジローの接触を受け、エクリプスを奪取するため「アンティファクティス」のスパイになる。
当時、スセ家はODRを足掛かりにキオウ家の機密情報を横取りし五大氏族に成り上がることを目論んでおり、自ら売り込み養子としてスセ家に潜り込みODRに加入。スセ家にキオウ家の情報を流す一方で、立場を利用し本命であるアンティファクティスにもODRの情報を流していた。
なお、スセ家に下った半年後に母親は病死しているが、身売りと引き換えに得た金でちゃんと弔ってあげられたことには満足している。
ナウルドックでの戦いの折、エクリプスガンダム2号機を手土産にアンティファクティスに合流する。
これによりスセ家は責任を問われ、政治生命をほぼ絶たれることになり、結果的に自分たち母子を蔑ろにしたスセ家への復讐を果たした。