「コミコミ~、ゾイコミ~!」
CV:鈴木勝美
概要
ヤミノリウスIII世が漫画雑誌を材料に生み出された漫画超魔界獣。
魔人形態はペンを模した右腕に開いた漫画の姿(内部のコマはページをめくる毎に変わる)で、目はサブタイトルになっている。
ペン先から放たれるインク状の光線を対象に浴びせ、自身の体内のコマに閉じ込めて漫画の登場人物に仕立て上げる。
コマの内部はフィルムシートで張られたショーケースのような構造となっており、場所によっては頭身が変動する。枠線の壁は並の人間では破れないが、レッドガンバーやガンバルガーなら簡単にぶち破ることができ、そこから頭身の小さい人物が頭身の大きい人物がいるコマに移るとその人物もそこのコマ内の人物に合わせて頭身が変わる。
また羽ペンを生やして飛ぶこともできるが…、浮力はあんまりないし飛行速度もメチャノロい(そのためヤミノさんに「早く行かんかっ!💢」と怒られ蹴飛ばされた)
パワーアップ後は両手で持った漫画のような姿(ちなみに表紙には『マカイ』というタイトルが付く)となり、ペン先も両腕合わせて6本に増え、魔人形態と同様にそこから光線を放つ他、コミック兵を生み出す能力が加わる。
また、閉じ込められている人物はコミックダーの体勢の影響を受ける(コミックダーが倒れれば傾いた方向に転がり落ちる)ため、コミックダーの体内にいる間は実質的な人質の状態であり、迂闊に攻撃が出来ないという相手にとって不利な状況が出来上がってしまう。
コミックダーが描いた絵
- ミサイル
弾頭に顔が描かれており、かすみたちを4コマ形式で追いかけ回した。
- クマ
上記の4コマ目に現れてミサイルから逃げていたかすみたちを足止めし、ミサイルを着弾させた。
- 機関車
ガンバーチームに襲い掛かり、一度はガンバーレッドに受け止められるが、2台に追加されパワーアップしパワー合戦の末底力を出したガンバーレッドに3台とも破壊された。
- コミック兵
パワーアップ時に生み出した複数のコマで構成された胴体と感嘆詞のついたフキダシの顔が特徴の兵士で、作中ではコミックダー内部に現れた水色の個体と外に召還したピンクの個体が生成された。
ガンバルガーやリボルガーにあっさりと倒されるぐらいに弱いが、複数人で纏まりつくとガンバルガーを抑え込めるほどの力を持つ。
活躍
ヤミノリウスがゴミ捨て場に捨てられていた漫画雑誌を材料として生み出され、手始めに荒木親子を体内に取り込む。そのまま青空町の住人を次々と取り込み、その過程で母親に捨てられた(そもそもの原因はその漫画を借りていた虎太郎の不祥事なんだが…)漫画を探していたかすみ(ついでに無理矢理漫画探しに付き合わされたゴンも)をも取り込む。
そして自身の漫画見たさに集まってきた哲哉をはじめとした園児たちと(いつものように)スクープを撮りに来た千夏に加え、(英語塾に行ってて不在だった)鷹介を除くガンバーチームをも体内に閉じ込め窮地に立たせるが、虎太郎たちからの救援を(無理矢理)受けて駆けつけた鷹介と対峙、自身もヤミノによって戦闘形態へとパワーアップする。
鷹介の機転でコアロボを体内に取り込ませ(鷹介はすかさずゲキリュウガーに転送し回避したことで難を逃れた)、ガンバルガーの合体を許してしまいながらもコミック兵を生み出して取り押さえることで優位に立つが、ゲキリュウガーとの戦闘の余波でコマ表面のフィルムが破れてしまい、そこに気付いたゴンが裂け口の切れ端を咥え、かすみ率いる青空町の住人軍団VS.ヤミノによる綱引き対決を展開。ヤミノが魔力で膂力を強化させてかすみたちに勝って脱出工作を阻止するが、勢い余って転落し裂け口を余計に大きくしてしまい、ガンバルガーと住人たちの脱出を許してしまうという大ポカをやらかしてしまう。
それでも尚コミック兵を召還して体勢を立て直すが、ガンバルガーとリボルガーによる分担戦闘によってコミック兵を全滅させられ、自身はゲキリュウガーのゲキリュウハリケーンで吹き飛ばされ、続けざまに放たれたゲキリュウキャノン・ドラゴンサンダーフラッシュによってトドメを刺された。
関連タグ
妖怪ムジナ、マンガワルド・・・対象を漫画に閉じ込める漫画(ただし前者は漫画家、後者は漫画そのもの)モチーフの怪人たちでさらに前者の対戦相手はカラフルな忍者達。
ブクブクの実・・・対象を本の中に閉じ込める書籍繋がりの能力