「まいったなどーも…」
CV:緒方賢一
概要
霧隠虎太郎と霧隠かすみの父親で、400年代々続く霧隠流忍者の末裔。自宅で忍者道場を開いているが門下生はゼロで、隣接する青空保育園を経営している妻の収入に頼っているものの、妻に一切口出しはしていない。
6月29日生まれ。蟹座のB型。40歳。身長110cm、体重27kg(共にゴン時)。好きなものはカツ丼、嫌いなものはドライフード。特技は巻物の解読。趣味は昼寝。苦手なものは魔法。尊敬する人は御先祖。初恋は伊賀のくの一。夢は息子を立派な後継者に育て上げる事。
いつものように修行をサボろうとした虎太郎に投げた爆弾で大魔界と人間界を繋ぐ封印の岩を破壊し魔王暗黒魔王ゴクアークを現世に蘇らせてしまった全ての元凶。
だが、生身で魔界獣を倒しヤミノリウスIII世とも互角に渡り合い、ゴクアークにも単身ダメージを与えるシリーズ最強の人間でもある。責任を感じ事態の収拾を図ろうとするが、早々にヤミノから犬になる呪いを受け能力を激減されてしまうが、一応は喋れる(犬の言葉は分からないらしい)。
それからは正体を明かせない理由で霧隠家のペットの飼い犬にされ、事情を知らないかすみからは捨てられそうになってしまうが、ある事件の功績でゴンザレス(ゴン)と名付けられて世話をされるように。普段から修行でしばらく帰ってこない事も多いらしく、家族は一向に気にする素振りは見せない。
ガンバーチームの正体を知る唯一の人物。一度『シノビガンバー』として虎太郎の代わりにガンバルガーとグレートガンバルガーを合体・操縦し、鷹介と力哉をリードしながら超魔界獣を倒して勝利の名乗りを挙げた事もあった(なお虎太郎は間近でガンバルガーの戦いが見れて「とーちゃんすげー!」と喜んでいた)。
先祖が大魔界について書き残した巻物をいつも強奪していくブタネコは宿敵。ヤミノリウスとはゴクアークの封印を巡って何度も激戦を繰り広げたライバル関係だが、最終決戦では共にガンバルガーに搭乗し、凸凹コンビっぷりを発揮。
犬になってからは上記の「まいったなどーも…」が口癖になっており、早く人間に戻りたがっている(一度エルドランの力で元の姿に戻して貰ったのだが、余計な事をしたせいで再び犬になってしまった。また、再度魔王が降臨した際は亀に変えられている)。
しかし、少しずつ犬の生活にも馴染んでしまっているらしく、『自分の一番大事なもの』が骨だった時は悲壮に満ちた雄叫びを上げていた。ちなみにEDクレジットではゴンと表記されている。現実は非情である。息子と一緒にサンタクロースを信じており、毎年クリスマスには家を飾り付けしてサンタさんが来るのを待っている。しかし、「30年以上待っていたのに自分にはサンタさんが来てくれない」と涙目で悲しんでいた。
クズだったり序盤からの失踪や死亡率が高かったりするロボットアニメの主人公の父親キャラには珍しく、最後まで主人公達を導く頼れる大人として活躍する。というか小4のガンバーチームだけで大魔界と戦うのは無謀だし、本作のテーマの一つである「非日常の中の日常」を描写するのに必要不可欠な人物だったのは間違いないだろう。
関連イラスト
関連タグ
ハロ長官・・・終盤でラスボス相手に大立ち回りを演じた同じサンライズ作品の主人公チームの指導者繋がり
獅子丸・・・中の人繋がりの忍犬。