ゴメス所長

ごめすしょちょう

かいけつゾロリのウイグル獄長

概要

かいけつゾロリのキャラクター(原作では『つかまる‼』、アニメ版では無印第19話～第20話に登場)。

ゾロリとイシシ&ノシシが最初に収監された刑務所の所長。

アウトローのゾロリを再教育をしようとする(一応、母親想いな点に関しては評価していた)が、予想した更生後のイメージのあまりの変貌ぶり(もはやほぼ別人)にゾロリは気分を悪くした。

勿論大人しく捕まっているゾロリ達ではなく、看守に隠れて穴を掘り脱獄に成功する。その為監視カメラを使おうとするが、ゾロリが持っていた手配書(原作では警察が作ったもの、アニメ版ではゾロリが自作したものになっている)を全てのカメラに取りつけれられて無力化される。

挙句の果てにはおにぎりを爆弾に見せかけられて扉を開けさせたことで散々コケにされ続けた怒りが遂に爆発し、最終兵器・キエルンガーZ(アニメ版ではキエルンガーと呼称)でゾロリ達の消滅を目論むもゾロリの咄嗟の機転でキエルンガーZは暴走し、刑務所は消滅、ゾロリ達の脱獄をそのまま許してしまった。

ちなみに、この刑務所には海賊のタイガーも収監されていたが、後に上記の騒動のどさくさ紛れに脱獄したことが原作の『まほうのへや』(アニメ版ではまじめにふまじめ第7話)で判明している。

その後、ゾロリ達の脱獄&刑務所の消滅の責任を取らされて解雇される。ヤケになり毎日のように酒を飲んで暴れていたところ、迷惑防止条例違反で逮捕されたことが『ロボット大さくせん』付属の新聞で判明した。

なお、キエルンガーZは『マジンガーZ』だと思われる(ただし、あちらは主人公のスーパーロボットなのに対して、キエルンガーZは今回の怪人(ザコ敵)である)。

また、そのキエルンガーZは悪の科学者マディーが製作したことが『なぞのお宝大さくせん』で判明している。警察と関わりがある刑務官(なおかつ警察キャラのパロディ)が悪の科学者と裏で繋がっている辺り本作の体制側の組織の内情がうかがえる。