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解説編集

ブラックホールから弾き出された負の感情より生まれた超越生命体にして、伝説の暗黒の大魔神サタンゴースとその息子であるマッドギャランを中心とする悪の勢力。


銀河中の巨獣と呼ばれる巨大生物を凶暴化させ、巨獣が惑星を支配する“巨獣帝国”の建国を目論み活動している。


ちなみに当初はサタンゴースやマッドギャランが各惑星に棲息する巨獣を利用するという体制を取っていたが、第13話で<悪の四天王>たちを銀河の果てから招集したのを皮切りに組織性が描かれるようになり、マッドギャラン配下の異星人たちを“マッドギャラン軍団”と呼称する様になった。


軍団の結束は固いのか、ごく一部の者をのぞいて雇われ者が裏切るような事はなかった。

構成員編集

上層部編集

サタンゴース(CV:飯塚昭三

全銀河を巨獣帝国と化して支配しようと目論む暗黒大魔神。

当初は喋る事は無かったが、マッドギャランが一度戦死し、ギルザの手で蘇生した頃を皮切りに言葉を発するようになる。


大サタンゴース(CV:飯塚昭三)

第43話より登場する、サタンゴースが脱皮してパワーアップした姿。


マッドギャラン(演:春田純一

サタンゴースの息子にして、地球における実働部隊の司令官。

父の命を受けて様々な惑星から配下を集めた軍団を率いる。


悪の四天王編集

第13話より登場する、銀河の果てより馳せ参じた凄腕の四人の戦士たち。


イッキ(演:高橋利道

髭を生やした屈強な肉体を持つ怪力のサイボーグ


ザンパ(演:関根大学

滅亡した機械帝国で行動隊長を務めていた機械人間で、人間が住む惑星を1つ貰う事を条件に軍団のメンバーとなった。その正体は戦闘機械人間でジャスピオンの両親と因縁を持つ。


ブリマ(演:仁禮美佐

妖女チキタを師匠とする、予知能力を持つ女妖術師で、同じ四天王のギョ―ルと共に変装して諜報活動を行う事が多い。ザンパの戦死後に彼に変わってマッドギャランの片腕となる。


ギョール(演:阿南京

ブリマと共に諜報活動を行う女戦士

あらゆるものに変身する妖術の使い手で、相手を動物に変えてしまう事も可能。


銀河魔女ギルザ(演:高畑淳子

29話で銀河の彼方よりサタンゴースに召喚されてやって来た宇宙妖術使い

使者を蘇らせる程の強大な魔力を持ち、首を切り落されても死なない強靭な肉体を持つ。


ギルマーザ(演:賀川雪絵

39話より登場する、“暗黒銀河のスペクタークイーン”の異名で呼ばれるギルザの姉にして犯罪のプロフェッショナル。妹を凌ぐ魔力の持ち主で、魔術を発動する際は両手のカスタネットを打ち鳴らす。


宇宙忍者編集

無敵と称される、ギルマーザ直属の配下である5人の宇宙忍者。皆同じ姿をしているが、額の色がそれぞれ違うという相違を持つ。


ドウ

額の色は白。その正体はムカデの様な地虫の様な怪物。


スイ

額の色は青。長く鋭い針が付いた鉄球「キラービーボール」に変身する能力を持つ。


モク

額の色は緑で、白装束を身に纏った鬼女に変身する能力を持つ。その事からもしかするとくノ一だったのかもしれない。


フウ

額の色は黄。「フウ大砲」と呼ばれる第2の頭を持つ。


額の色は赤。右手から火炎を発射する能力を持つ。その正体は真っ赤に燃える火の玉「カ・マグマ弾」で、フウが変身した大砲の弾丸でもある。


巨獣編集

巨獣特捜ジャスピオン』における今週の怪人枠。

地球外惑星に棲息する巨大生物で、正式には軍団傘下の怪物ではないがサタンゴースの影響により凶暴化。本能のままに暴れ回っている巨獣たちを利用し、軍団の戦力として利用している。


コマンダー編集

サタンゴース軍団の戦闘員。ホビージャパンより刊行されている画集『メタルヒーロー怪人デザイン大鑑 奇怪千蛮』では“マッドギャラン軍団”で紹介されている。


様々な星々から寄せ集められた異星人たちの混成部隊で、地球言語を話さず、彼ら独自の<宇宙語>で話しているが、地球人に擬態した場合はその限りではない。


またこれ以外のもマッドギャランが招集した宇宙のならず者や制圧したの住人たちも存在している。以下はその一覧。


協力者編集

アマゾネス(演:1号・美津井祐子、2号・植村由美

古代アマゾネスの細胞からクローン増殖されて誕生した戦士。巨獣の素となる古代魚の化石を奪うのが使命。武器は短剣や双剣など。


ダイマン星人

電波惑星ヘルツ出身。人間の頭に触れて知識や記憶を抜き取る能力を持つ。伸縮する腕と耳からの破壊光線が武器で、立体映像であたかも瞬間移動したように見せかけて敵を翻弄する。サタンゴースの眼光を浴び、巨大化してダイレオンと戦った。


海底人ザムライ(演:高橋利道)

元は海野時房という名の武将だったが、ウミブラーと合体し現在まで生き長らえていた。槍から光線を発する。


ギラリスト(CV:丸山詠二

宇宙の賞金稼ぎ。ムチ・チェーン・円盤型ブーメラン・超小型ミサイル・手榴弾など様々な武器を使いジャスピオンを苦しめた。罠を張って、獲物を追い込むのを得意とするが、次々とジャスピオンに罠を破られてしまう上、余計な加勢でプライドを傷つけられてしまう


チキタ(演:里見和香

宇宙では名の通った妖術使いで、ブリマの師に当たる。ブリマと同じく水晶玉を使った術を得意とし、クモをモチーフにした妖術でジャスピオンを苦しめるが破られ、最後はサタンゴースの眼光を浴び、自ら巨獣クモーダに変身しダイレオンと戦った。


ガサミ兄弟(演:兄・きくち英一、弟・うえだ峻

二人とも半裸に武器を纏った姿をしており、右手に剣、左手甲にマシンガン、右肩にロケット砲を装備し、連係プレイでジャスピオンを翻弄する。単独対決で弟が倒された後も兄は巨獣ボーガーを使った作戦で知略を披露し、仇を討たんとする。


キューティーガールズ(演:キューティーエース・速川麻樹、キューティーハート・森田美樹、キューティークイン・村松美香

華麗なダンスで若者を堕落させ、若さのエキスを手に入れようとする3人の美少女。戦闘スタイルに変身して戦うだけでなく、合体してレオタードに頭部は狼のような野獣めいた顔が放射状に3つ繋がっており、蛮刀を武器に振る三面獣人戦士となる。


アイガーマン(演:益田哲夫

アイガー星のスーパーコンピューターを搭載したアンドロイド。自らも2丁拳銃と剣を持って戦うが、過去および実戦データを収集した上で、巨獣アイガーの頭脳となりジャスピオンの先手を予測してダイレオンを追い込む。ダイレオンを飛び出したジャスピオンが捨て身でアイガーのコックピットを急襲したことで、その行動に対処できないままコズミックハーレーで倒された。


シルク(演:時本和也

白の帽子と真っ白なシルクのハンカチを身にまとった地球人の武器商人。光線銃が武器。


ザウル(演:崎津隆介

ゲンガ(演:誠吾大志

シルクの用心棒で、スーツを引き裂きサイボーグタイプにチェンジし、槍とボウガンを武器としている。通常形態でも指からミサイルを発射する。シルクもろともジャスピオンのコズミックハーレーで倒された。


チップ(演:池田鴻

ギルザの弟子である天才ロボット学者。お手伝いロボットを使う。巨大な頭からは妖術めいた念を発しロボットを操る他、光線も発射する。


ブラッグル(演:長沢大

軍団きっての料理人。レストランのシェフに化け、偽ミーヤを差し向ける。頑強な異星人で高い崖から落ちても剣を構え戦いを挑んできた。


タイガージョー(演:田鍋友啓

ジャスピオンの旧友。戦国時代の日本に生息していた剣士とは何の関係もない。子供の頃のジャスピオンとエジンが半年ほど留まったR402惑星で出会った。ケンカに関しては何度やっても勝負が付かなかったが、ジャスピオンが剣と銃を覚えてからは初めて負けを喫した。以降は自身も銃と剣を覚え、宇宙の賞金稼ぎになるが、嫌気が差し、地球で「チルドレン村」という孤児院を経営している。ギルマーザの妖術に操られ、ジャスピオンと戦うも助けられた。


関連タグ編集

巨獣特捜ジャスピオン


大星団ゴズマ同時期の特撮番組に登場した敵組織。


変遷

不思議界フーマサタンゴース軍団ワーラー帝国

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