概要
全銀河の支配を企む暗黒の大巨神。目から放つ光線で巨獣を狂暴化させたり、等身大の戦士を巨大化させてしまう能力を持つ。全く喋れなかったが、ギルザの登場以降は喋れるようになる。
「黄金の鳥」を極度に怖れている。
マッドギャランという息子がおり、主な活動はサタンゴースの命を受けた彼とその配下が行うが、第43話のようにサタンゴース自らが破壊活動を行うシーンも見られる。自らが直接戦闘に参加するような場面こそ少ないものの、ひとたびダイレオンとの戦闘になると目から放つ光線や剣を用いて戦い、ダイレオンを窮地に陥れた。
ロボットのような姿をしているが、その実態はブラックホールから弾き出された負のエネルギーが凝縮する事で誕生した超生命体であり、第43話では新たなパワーを得るべく脱皮して怪獣のような姿の大サタンゴースとなった。
ちなみに声の吹き替えは歴代宇宙刑事シリーズの敵の総大将役でお馴染みの飯塚昭三氏だが、第29話までは全く言葉を話さなかった。
スペース・スクワッドにて
Vシネマ『スペース・スクワッド宇宙刑事ギャバンVS特捜戦隊デカレンジャー』では、マッドギャランとバーグ星人クローネンが完成させようとしている巨大ロボットとして登場。オリジナルのサタンゴースとは名前を同じくした、または名前を借りた別物と思われる。
外見はオリジナルに似ているが、顔の部分は歯がむき出しになり皮をはがされたかのようなグロテスクなものになっている。
起動させるには変身能力を持った人間、あるいは宇宙人の一定量以上の血液が必要で、各地で吸血鬼事件を引き起こし、捕らえたシェリーを徹底的に痛めつけることで血を流させ起動準備に入っていた。しかし、ギャバンとデカレンジャーに踏み込まれたことで中途半端な形で復活する事になってしまい、ギャバンに敗れたマッドギャランの変身者であるラーズが瀕死の状態で起動させ、ラーズを手で押し潰して殺害し立ち上がってしまう。
しかし、デカレンジャーがデカウイングキャノンを使った新装備「ギガマグナムシューティングフォーメーション」で何の抵抗もできずにあっさり瞬殺されてしまった。