「準備運動は済んだ?」
CV:中原麻衣
曖昧さ回避
『ブラザーベア』の登場人物→シャーラ(ブラザーベア)
概要
『ソニックと秘密のリング』に登場した、本作におけるパートナーでありヒロイン。
『アラジンと魔法のランプ』に出てくるリングの精霊で、新たにアラビアンナイトへ書き加えられた「伝説の青きハリネズミ」のソニックにアラビアンナイトの助けを求め、共に冒険する事になる。ステージでは丸い魂のような姿になり、操作や攻略方法などを教えてくれる。
指輪の契約を交わしたソニックに対して当初は敬語口調で「ご主人様」と呼んでいたが、ソニックが主従関係より親友としての関係を好んだために、自己紹介した後は「ソニック」と呼び、対等な友人のように砕けた口調で話すようになる(稀に癖なのかソニックに敬語で話し、彼をご主人様と呼ぶ時もある)。
しかし序盤でソニックがイレイザー・ジンに死の呪い(裁きの炎)を付けられてしまい、巻き込んでしまった事への罪悪感を顔に出すこともあり、その際ソニックは「いつでも笑っていてくれ」と、命令ではなく「約束」を彼女と結び、以後は終盤までこの約束を守ることになった(今作におけるソニックの優しい一面が垣間見えるシーンでもある)。
彼女と契約した者の簡単な願いなら叶える事を持つものの、「本の世界に連れて行く」という結構スゴい願いも叶えられたりする。
余談
彼女との出会いはソニックが居眠りをしていた時に現れ、上記の「伝説の青きハリネズミ」という話を聞かせ、今作の冒険が始まるのである。
尚、ソニックが命令した最初の願いは「ハンカチを山ほど出してくれ」だった(この時ソニックは風邪気味だったため)。
シャーラは女であるが、本来の物語に登場するリングの精(指輪の魔神)は男である。
また『大乱闘スマッシュブラザーズX』ではシールとして、ソーシャルゲーム『ソニックランナーズ』ではおともキャラクターの一人として再登場を果たした。
プロフィール
本名 | シャーラ |
---|---|
通称 | シャーラ |
英名 | Shahra |
性別 | 女 |
種別 | 精霊 |
年齢 | 不明 |
身長 | 不明 |
体重 | 不明 |
能力 | 契約でご主人様にした相手の簡単な願いを叶える |
関連イラスト
関連タグ
ソニック・ザ・ヘッジホッグ ソニックと秘密のリング ソニック(ゲーム)
マリーナ(ソニック) - 続編(次作)である『ソニックと暗黒の騎士』に登場した女性。顔つきは似ているが全くの別人。
ネタバレ注意
物語終盤ではイレイザー・ジンとは何かしらの繋がりがあり、彼に戻って来て欲しいという思いから世界リングを集めていた事が判明する。
しかしソニックに「本当に正しいことをする」よう命令された事でイレイザー・ジンから離反するも、ソニックを生贄にしようとする彼の刃を身代わりに庇い、死んでしまう。
その後ソニックを生贄にできず、不完全な化物になってしまったイレイザー・ジン(アルフ・ライラ・ワ・ライラ*(イレイザーが世界リングに取り込まれて変身した姿))を止めるためにソニックはダークスパインソニック(同じく世界リングに取り込まれて変身した姿)に変身し、シャーラも霊体としてソニックと協力し、吸収された世界リングを全て剥がして彼を倒す。
ソニックは元に戻ったイレイザー・ジンを利用し、本来の役目である願いを叶える能力によってシャーラを生き返らせた後、彼を黄金のランプの中に封印する。
その最中、イレイザー・ジンは彼女との関係の修復を命乞いするように、持ちかけるが、ソニックは問答無用でランプに封じこめた。
下記の文章はその時の出来事である。
ソニック
「確かランプの精ってのは3つの願い事を聞いてくれるんだよな?」
イレイザー・ジン
「貴様のいう事等聞ける訳が無かろう!」
ソニック
「よっと、一つ目!シャーラを生き返らせてくれ!」
イレイザー・ジン
「ぐ!か、体が!体がぁ‼︎」
ソニック
「二つ目!消えてしまったこの世界のお話、アラビアンナイトを元に戻すんだ!」
イレイザー・ジン
「な⁉︎ぐわあ!おおおおお!ああああああ‼︎く!ぐわ!」
ソニック
「三つ目!イレイザー・ジン!お前はランプの精として、昔通りランプの中で過ごせ‼︎」
イレイザー・ジン
「ぐは!シャーラ、居るんだろ!止めてくれ!此奴を止めてくれ!また2人でやり直そう……嘘じゃない、嘘じゃないんだ!私がこの世界を統べる者の筈……!それがこんな薄汚いネズミにぃ…、何故だああああああああああ‼︎」
ソニック
「俺は、薄汚いネズミなんかじゃない。ちょっとスゴいハリネズミなんだよ。」
泣き崩れた彼女に、ソニックは最初の願いだった「ハンカチを山ほど出す」を命令する優しさを見せ、イビルファウンドリーの溶鉱炉に捨てられる所を共に見守った後、アラビアンナイトの世界を飽きるほど満喫する旅に付き合い、ソニックを元の世界に笑顔で見送った。
「ありがとう。ソニック・ザ・ヘッジホッグ」
「伝説のハリネズミよ」
関連項目