概要
ウルトラ怪獣擬人化計画にてデザインされたシルバーブルーメの擬人化キャラクター。
2015年9月~10月にかけて開催された原画展第2回において、雑誌の掲載に先行する形でサプライズ発表された。なお、公開された9月26日は、いわゆる“シルバーウィーク”(の後半)であった。……狙ってたな。デザインは先行のノーバに続いて、爆天童氏が担当している。
非生物的なスタイルから難しい題材とも思われたが、頭部のドーム状のパーツは髪飾りとイヤーマッフル、体から延びていた触手はロングヘアーという形で見事に表現されている。オリジナルの移動形態での発光(?)を再現して、瞳の中や顔の周りにキラ付けされている点も特徴。また、ノーバと同様に肌の色が若干黒く、セーラー服のような服装とスカートの下に履かれたスパッツといったファッションも相俟って、埴輪ルックの黒ギャルのように見えなくもない。ブラックスターから来たという設定を反映しているのだろうか?
さらに、見落としがちだが、右の腋に“どくろマーク”が白いタトゥーとして刻まれており、これもノーバと共通。後発のブラック指令では、オリジナル同様に服(胸)のマークとなっており、“ブラックスター勢”そろいの意匠となっている。
円盤生物はほとんどが人間の手にあたるパーツがないため、シルバーブルーメの手も長い袖に隠れた格好になっている。その袖口からは、あのトラウマの溶解液が……。ただ、したたり落ちる黄金色の液体が、全然違う種類の体液を連想させるとの声もちらほら……(上のイラスト参照)。
え、円盤生物はお〇〇〇なんてしませんから!!
こうなると彼女の後輩達も擬人化しそうな勢いである。
2016年8月30日に発売された10月号では水中Ver.も公開された(円盤生物の中では唯一の抜擢である)。見ようによってはクラゲやイカに似ていなくもないので、選ばれたのはそれが理由かもしれない。
ウルトラ怪獣擬人化計画ギャラクシー☆デイズ
ブラック指令とノーバと共に番外編で登場。
原作通り、ブラックスターから地球へと侵攻してきたはいいものの、侵略どころか明日の食事や家賃に困窮するほど貧乏な生活を余儀なくされており、生活費の足しにしようと単行本第2巻の製本作業のアルバイトをしていた。
空腹のあまり製本前の漫画のページを食べようとしてノーバに止められたリ、「大体この漫画にうちら1コマも出てないじゃん! いつになったら出番が来るの!?」「私もアニメに出たいな」など少々メタな不満をぶちまけたりしていた。
また、「販促に精を出せばアニメか漫画に出られるかもしれない」と思い込んでおり、そうした下心故か少々金にがめついところがある。
怪獣娘(黒)〜ウルトラ怪獣擬人化計画〜
そうして文句を垂れていると、まさかの新作アニメーション作品に登場が決定。
アニメに出たいという希望がまさかこんなにも早く叶うことになろうとは…。
本作ではブラック指令率いる悪の組織(?)「BLACK STARS」のメンバーとして登場する。