概要
デュエルターミナル第4弾より、フレムベルモンスターと入れ替わるように登場したモンスター群。所属するモンスターの多くはデフォルメされた恐竜のような姿をしており、派手なカラーリングの身体に炎を纏うか口などから火を噴き上げている。その外見の通り、現時点で登場しているモンスターは全て炎属性の恐竜族である。何気に遊戯王OCGにおいて炎属性の恐竜族は彼らが初出。
現状通常モンスターが存在せず、彼らに関するフレーバーテキストも皆無に近いが、DTマスターガイドにて世界観上の概要が語られている。
ワームの進撃を比較的少ない被害で抑え込むことに成功したが、その後魔轟神の襲撃に遭いおよそ半数の仲間を失う大損害を被ってしまう。最終的にはジュラック・タイタンを中心に生き残ったジュラックの力を結集、魔轟神の拠点に特攻(ジュラック・インパクト)を仕掛けて大打撃を与えたが全滅させるまでには至らず、それ以降ジュラック達は消息を絶ってしまった。なお、肉体こそ失ってしまったがその心はジュラック・インパクトによって焼き尽くされた地に残され、その後「ネオフレムベル」として転生したという。
多くのモンスターは戦闘によって相手モンスターを破壊したり、逆に戦闘破壊されることで効果を発揮する。また、「攻撃力1700」を一つの基準としており、これを上回るか否かで展開力が変わってくる。下級モンスターを戦闘を介しつつ展開していき、強力な最上級モンスターやシンクロモンスターの召喚に繋げ、そのまま敵を圧倒していくのが主軸の戦法となる。
全体的に直接戦闘に向いたモンスターが多いため、その戦闘を封じられると上手く動けなくなるという弱点がある。また、同じ理由で戦闘破壊耐性を持つモンスターが苦手。逆に言えばこれらをサポートできるカードがあればより強さを引き出し、活躍の幅を広げられる可能性を持つ。
エクシーズ召喚とそこそこ相性のいいカードもあるため、種族指定が厳しい反面、強力なメタ効果を持つエヴォルカイザーの素材として稀に起用されていた時期もあった。
エヴォルカイザーがヴェルズともども、環境上位から少し離れてからは、このカテゴリも活躍の場がなかなか広がらなかったが、第九期終盤に恐竜族関連ストラクチャーデッキが登場してからは、稀に関連カードに活躍の機会が出来るようになった。
余談だが、「ジュラシック」を連想させる名称だが、ジュラックモンスターは白亜紀に生息していた恐竜がモデルと思われるモンスターが多い。実は似たような状況が某有名恐竜映画でも起きている(そもそもティラノサウルスをはじめ、有名どころの恐竜は白亜紀に生息していた種が多いので、名称はともかくラインナップについてはある意味仕方がない部分である)。