解説
1964年6月23日生まれ。
テレビドラマ分野出身。
映画『トイ・ストーリー』の脚本を手掛け、アカデミー賞にノミネートされる。
映画『アベンジャーズ』にて監督に就任。マーベル・シネマティック・ユニバースのフェーズ1を締めくくるに相応しい結果を残した。
フェーズ2の実質的な締めくくりである『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』でも監督を務めた。
コミック分野でも脚本家として活動したこともあり、MARVELのX-MENのコミック『Astonishing X-Men』の原作を担当した。
不祥事
『ジャスティス・リーグ』(2017年)に脚本家として途中参加。
監督のザック・スナイダーが個人の事情で監督を降板してからは、彼の後任を担った。
しかし、出来上がった映画がスナイダーの構想したものとは大幅に異なることから、観客・批評家の両方から酷評を受けた。
さらに、サイボーグ役のレイ・フィッシャーやワンダーウーマン役のガル・ガドットから「撮影現場で、ウェドンからパワハラを受けた」と告発される。バットマン役のベン・アフレックも「(ウェドンによる撮影は)人生で最悪の経験だった」とメディアで証言し、アクアマン役のジェイソン・モモアは「この件に関して、適切な調査がなされるべき」と発言した。
ウェドンはこれに対して反論したが、依然としてウェドンに対する世間の風当たりは強い。
『ジャスティス・リーグ』以降、ウェドンが手掛けた作品として、SFドラマシリーズ『ザ・ネバーズ』があるが、こちらも1シーズンで打ち切りとなっている。