スサノオ(ブレイブルー)
すさのお
「……さて……誰から我に殺されてくれるのだ?」
身長 | 不明 |
---|---|
体重 | 不明 |
誕生日 | 不明 |
血液型 | 不明 |
趣味 | 不明 |
好きなもの | 自由 |
嫌いなもの | アマテラス |
ドライブ名 | 武神(タケガミ) |
専用曲 | MUST DIE |
CV | 三宅健太氏 |
※バトル開始時の融合前の演出や融合が不完全な状態では中村悠一氏もCVを担当
ブレイブルーの諸悪の根源であるユウキ=テルミがスサノオユニットを装備した真の姿。
家庭用bbcfにて告知なしにプレイアブルキャラクターとして追加された。(存在自体は発売前に公開された家庭用のオープニングにて正体は分からないものの確認されていた)
前作である家庭用CHRONOPHANTASMAのカグラのようにストーリーモードをクリアすることで解禁される。(カグラと同じくDLCによるアンロックも可能)
ユウキ=テルミの真の姿であり、オリジナルユニットの1つで、人類が“マスターユニット”の存在を知った元凶である。(なぜ人類がマスターユニットの存在を知ったのかを簡単に要約すると、テルミはスサノオユニットを人類に観測可能な場所にあえて捨て置き、それを切っ掛けとしてマスターユニットを観測させようと誘導した。)
悠久とも取れる長い時間ツクヨミとともにアマテラスを守護していたが、何かしらの原因で“意思”を持つようになる。
それからはマスターユニット・アマテラスに束縛されていることをとにかく嫌い反旗を翻す。
作中で度々テルミが漆黒のスサノヲや黒いスサノオなどと呼ばれていたように黒い身体に緑色のラインが入ったデザインとなっている。
白いスサノオであるハクメンとの大きな違いは顔に目のようなものと牙が存在すること、両肩には頭部と酷似した頭のようなものがあること、(この両肩も一部のモーションでは口が開き攻撃している)さらには恐竜の様な尻尾が生えていることが挙げられる。
武装はハクメンがユニットを使用していたときは事象兵器「斬魔・鳴神」を使用していたが、スサノオは使用せず基本的に拳や尻尾を使用したで戦闘する。森P曰く「刀持ちが多いので刀を持たせたくなかった。スサノオに合う刀ってなんだろうと考えたら、もう破壊神って言ってるんでヤツ自身が刀でいいだろう」との事である。
(ちなみに現時点での刀持ちプレイアブルキャラは35人の内11人である。その他にも彼のブラッドエッジやスサノオのエフェクト等の実体の無いもの、獣兵衛等の非プレイアブルキャラもカウントすると刀持ちキャラは更に増える。(※bbcf2にて獣兵衛が追加参戦したため、現在は12人)
前述の通りテルミの大蛇斬頭烈封餓の時のように剣を作成して使用することもある。このエフェクトはスサノオの一部であるらしい。
また、テルミやハザマが使用していた事象兵器「蛇双・ウロボロス」も使用していない。
なおスサノオユニットが黒くなるのはテルミの影響によるもののようで、開幕前の融合前の演出や融合が解けた状態のスサノオユニットは白い。
チンピラみたいなテルミ、物腰は丁寧だが慇懃無礼なハザマや記憶を取り戻した後のカズマとはまた違った、尊大な武人のような物静かな口調をしている。一人称は「我(われ)」
口調こそ大きく変わったものの神たる自分以外を徹底的に見下し、一切の慈悲無く滅ぼさんとするその性格はテルミと一切変わらない残虐非道を地で行く暴君である。
ちなみにオーバードライブ時の「討チ狂ウ鬼神ノ殲撃」やアストラルヒート「狂王ノ咆哮大蛇滅殺」等の一部ボイスではテルミの要素が強くなる時があり、家庭用ゲームのストーリーモードなどでは感情が高ぶったり苛立ちを露にすると荒々しく好戦的な凶暴性が剥き出しになっていた。
その他テルミ曰くこの姿だと破壊衝動が抑えられないと語っている。スサノオユニットは元々「破壊」を司る存在であり、このスサノオが本来の姿に回帰した状態であることが関係しているのかもしれない。
別の使用者のハクメン、別の器のハザマ、精神体のテルミとの基本性能の比較は以下のようになる
キャラ名 | ダッシュ性能 | ドライブ性能 | オーバードライブ | ヒートゲージ |
---|---|---|---|---|
ハクメン | ステップ | 相手の攻撃を受け止めて反撃 | 勾玉ゲージの増加スピードが高速化 | 勾玉ゲージ |
ハザマ | ステップ | 飛び道具を起点とした移動 | 相手の体力を吸収するリングを展開 | 普通 |
テルミ | ダッシュ | 攻撃によるヒートゲージの吸収 | ドライブ攻撃強化 | 普通 |
スサノオ | ダッシュ(始動がやや遅い) | 攻撃による封印解除 | 一時的にすべての必殺技が解放 | 普通 |
またハクメンと違い剣による攻撃を主体とせず体術が攻撃の中心なので他キャラと比較してリーチは長い方だがハクメンほどは流石に長くはない。
精神体であるテルミとの違いはディストーションドライブに依存した性能ではなく数多くの強力な必殺技を所持しているものの、その必殺技はバトル開始時にはほぼ全て封印されている。
一方、BBTAGにDLCで登場した際には試合開始時の時点で必殺技は全て解放されている。
標準よりもやや発生が遅いもののリーチはそこそこある。
Aはしゃがみ以外は他キャラと違い連打キャンセルできない。
6Aは飛び道具となっており、画面端まで届く上に発生も結構早く判定も氷翔剣などの飛び道具と変わりない。5C等から繋がるので一応コンボにも組み込める。但しスキが大きいので注意が必要。
5Bは試合開始位置からでも届くリーチがある。
2Cは上への攻撃なので対空にも使える。
スサノオの最大の特徴は彼のドライブである武神(タケガミ)にある。このドライブは相手にドライブ攻撃をヒット、またはガードさせることで自身に課せられた武神ゲージと呼ばれる特殊ゲージの封印を解き、強力な必殺技を使用可能にしてゆくものである。
DDの「解キ放ツ魔葬凶刃」は「捌」の封印を解除することで「断チ斬ル閃刃」と共に解除される。
解除の手順は必殺技以外の攻撃を何か当てること(ガードされてもよい)で武神ゲージを点灯、ドライブ攻撃と必殺技以外の技を当ててゲージの点灯を移動させて目当ての封印のところでドライブ攻撃を当てることで封印を解除するという非常に手間のかかる仕様である。
補足1:必殺技ごとに封印のレベルが決まっており封印を重ねて解除するとさらに技が強力になる
補足2:レベルの最大値まで上げた封印の点灯でドライブ攻撃を当てると次の封印が点灯する
補足3:解除した封印は次のラウンドに引き継げないので毎試合毎に封印を解除する必要がある
だが必殺技の性能はその手間に見合った性能であり、総じてスロースターターな性能である。
このような性能なため、公式サイトでは「序盤では必殺技が解放されていないので、その真価を発揮させることができるかはプレイヤーの操作次第。「最強のキャラクターに仕上げていく新感覚のプレイスタイル」と評されている。
オーバードライブは「絶葬ノ刻」
その効果は一時的に全ての必殺技を解放する。ただしあくまで必殺技を使用可能にするだけものなので封印を解除するわけではない。そのため「捌」の封印を解除していなければ「解キ放ツ魔葬凶刃」の使用は出来ず、「討チ狂ウ鬼神ノ殲撃」のヒット数も解除されていない封印の分は増えない。
必殺技
- 薙ギ裂ク狂爪
突進技。この技だけは最初から使用可能。ぶっ飛ばし効果はないものの、レベル2以降になると射程が伸び、レベル3になると相手を浮かばせるので追撃が可能になる。
- 灼キ噴ク楼焔
自身を中心として衝撃波を放つ。出始めは無敵なので切り返し等に使う。
体が大きく、守りに少々不安を抱えるスサノオにとっては非常に重要な技でもある。
- 散リ殺グ礫厳
前方に衝撃波を放つ。この技はガードされてもスサノオが有利である。レベルが上がるとガードクラッシュ等の効果が追加される。
- 狩リ絶ツ襲牙
しゃがみガード不可の攻撃。追撃も可能なのでガードを揺さぶりつつダメージを稼げる。レベル2では柱のようなエフェクトが追加され、これのみを当てると反撃されにくくなる。空中版も存在し空中でのダメージを稼げる。
- 這イ舞ウ双脚
立ちガード不可の突進攻撃。演出的にはソルのグランドヴァイパーに近い。ジャンプキャンセル可能なので更に追撃可能。
連続ヒットするが、最後の蹴り上げ部分以外は全て下段判定となっているため、遅らせて立ちガードを狙う相手を狩りやすい。
- 圧シ焼ク惨禍
連打によりヒット数が増加する。途中でキャンセル可能。
- 衝キ刺ス絶掌
前方に突進し画面端に叩きつける移動投げ。演出的にはルガールのゴッドプレスをイメージすれば分かりやすいか。画面端まで運べるので自分に有利な状況に持ち込める。なおこの技は投げ抜けとガードが不可能である。
決まれば非常に強力だが、一方で外れると隙も非常に大きい技である。
- 断チ斬ル閃刃
剣を生成し一閃。中距離に対応しており、当たると相手を大きくぶっ飛ばす。
ディストーションドライブ
- 討チ狂ウ鬼神ノ殲撃
攻撃がヒットすると封印の解除された技を次々と繋げ、最後には口からビームを放つ。解除された封印の数次第で大ダメージになる。
- 解キ放ツ魔葬凶刃
断チ斬ル閃刃と同じく剣を生成し一閃。但しこちらは射程がかなり伸びておりジャスティスのミカエルブレード並である。
- 哭キ穿ツ崩落ノ怨嗟
オーバードライブ時に使用可能。全必殺技の封印を解除する。
アストラルヒート
「幕だ」
「貴様も!世界も!この世ノ理サエモッ!」
「全テ混沌ニ呑マレチマイナァッ!!」
「下ラネェ……!」
- 狂王ノ咆哮大蛇滅殺
射程の短い衝撃波に当たった相手をロックして吹き飛ばした後、自身の口から取り出すように緑と黒の巨大な剣を生成し、周囲ごと対象をずたずたに切り裂く。
バージョン2のアップデートによって演出及びダメージが大きく変化。
ヒット数が99と大幅に増加し、ダメージが99999になった。なお、合計ダメージは99999以上もカウントされるが、ダメージ表示は99999でカンストする。
最大ダメージが観測不能なタケミカヅチを除くとアストラルヒートのダメージとしては全キャラ中最大である。
余談だが彼の技名は同作のツバキ、月華の剣士の黄龍、UNIのハイドと似たような技名である(流石にハイドのようにルビは振られてないが)
説明の通りテルミと同一人物でありながらCVが中村悠一氏から三宅健太氏に変わったのはマスクを被って声が低くなっているからとのこと。メタ的には兼役が多いと声優に負担が増えてしまうので、その反省として今後の同一人物キャラは声優を替える方針としたそうである。
というか、中村悠一inスサノオって既に…