「必ずやペンダントをギベオン様の手に…!」
CV:古川慎
曖昧さ回避
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余談
本記事における(アニメポケットモンスターに登場する方の)スピネルは、一部の視聴者から、カードキャプターさくらに登場するスピネル・サンの愛称である『スッピー』と呼ばれる事も…
概要
エクスプローラーズの幹部格で、緑髪の長身痩躯の青年。第6話にてシルエットのみで初登場した。
一人称は「私」。
リコの持つペンダントの回収に失敗したアメジオに代わり、その任務を引き継ぐことになった。
人物
同僚であるアメジオにも敬語で話す等一見すると丁寧な物腰だが、実際は彼の失敗を鼻で笑う慇懃無礼な性格。彼が遭遇した黒いレックウザの存在も直接見るまで一切信じていなかった。
幹部に対する仲間意識は皆無に等しく、彼らに関しては「目的の為に利用しているに過ぎない」と断言しており、作戦の裏で自身が出し抜けるよう、漁夫の利を狙うような細工を施す事を欠かさない。もちろん同僚からはその性格からあまりよろしくない感情を抱かれている。
サンゴの発言によるとアメジオを相当嫌っている様子(それが関係しているのか、44話でのレックウザ捕獲作戦にはレックウザの情報を最も多く所持しているであろうアメジオは不参加だった)。
その一方、組織のボスであるギベオンには確かな忠誠心を示している。
また、自分の作戦を破られても動揺したり逆上するどころか、「これは面白い!」と笑いながら高揚すると言う、この手の知略派系悪役には珍しい一面も。
リコに直接接触した際には黒縁眼鏡をかけたスーツ姿を披露している。
情報収集してから作戦に臨むなどデータを重視するタイプの模様。
バトルでは司令塔の様な立ち位置で表には出ず、戦闘に出すポケモンにはマイクセンサーを付けて遠隔操作をしている。戦闘終了後はテレポートで自分の司令室に強制送還させる。
また、複数のポケモンの技同士を組み合わせて弱点を補強する等、柔軟な発想も持ち合わせている。
手持ちポケモン
詳細は各記事を参照
活躍
- 13話
大量のレアコイルでブレイブアサギ号の電子機器に異常を生じさせた(15話でフリードが「1匹だけ~」というセリフがある為、手持ちのレアコイルを利用して野生個体を集めたものと思われる)。
- 14話
電磁波で異常を発生させていることをフリード博士に気づかれてオーベムが撃退される。
しかし、マードックを喜ばせようと迂闊にも一人で行動してしまったリコと接触し、オーベムのサイコパワーで彼女の第1話の旅立ち前後以降の記憶を消し、その隙に彼女のペンダントを奪うことに成功した。
リコとマードックがハッコウシティに買い出しに行った帰りに「秘伝辛スパイスが買えなかった」という会話のシーンでオーベムが監視していた事・リコのスマホにピンポイントで秘伝辛スパイス限定販売の広告が入り、その地図通りに行ったのに行き止まりであった事から、彼の工作である事が窺える。
- 15話
引き続きオーベムでリコを探すライジングボルテッカーズを監視しつつ、ペンダントを解析していた。ペンダントの力の発揮に所有者のリコが関係しているという件に関してはあまり重要視してはいなかったようで、記憶を消したリコをそのまま放置。
さらにペンダントを手に入れる目的を果たしたにも拘らず撤収せずにリコを探すライジングボルテッカーズの妨害をするという回りくどい行動をとっていた。
- 16話
レアコイルとオーベムを倒された後でブラッキーで追い詰めるも、スピネルが乗っていた車がたまたまリコ達の乗った貨物船を通り過ぎた事で、六英雄が1匹・巨大オリーヴァの入っていたボールが共鳴。
リコのペンダントが自ら彼女の元へと戻り逃げられてしまい、その後他の幹部達に散々コケにされることとなった。
だが同時に、ペンダントの力を引き出すにはリコそのものが必要なことも悟ると、そのことを他の幹部には伏せつつ(本人曰く不確かな情報を報告するわけにはいかないとのこと)、半ば独断で彼女に迫ろうとし始める。
- 24話
アゲートと共に「研究所」で暫くは籠っているようである。
- 44話
幹部総出でレックウザ捕獲作戦を決行。
テラパゴスがレックウザを呼ぶ声を再現した共鳴発生装置を開発してレックウザを誘き寄せ、他の幹部が迎撃する間に特に厄介なフリードを罠に嵌めて個室に隔離。レックウザと直接戦わずして手中に収めようとする。
その後はブラッキーの猛攻でキャプテンピカチュウを追い詰めるが、ブラッキーの技を利用した作戦で壁を破壊され取り逃がす。
しかし逃げられることに関しては想定内だったのか、動じていなかった。
- 45話
ヘリコプターに乗って登場し、「レックウザの強さは理解した」として他メンバーに撤退を要請。その言葉に従い、他メンバーもその場を後にした。
その後のギベオンの指示にはメンバーの中で唯一反論せず、至って従順に振る舞った(この時ギベオンに向けてどこか含みのある笑みを浮かべている)。
- 54話
フリードが元いた研究所で研究者に変装して、警備をフリードに差し向け、『永遠のめぐみ』こと『ラクリウム』を盗んだ。
アメジオはスピネルに監視をつけて、彼がまた何かを企んでいると勘づいているが…?
- 65話
アメジオを監視したことで入手した情報を利用することでアメジオのギベオンからの信頼を失墜させることに成功した。
余談
- 前作の第1~第7シリーズを含め、悪の組織の構成員がブイズを手持ちにしたのが彼が初(組織に所属しない悪役を含めると劇場版「水の都の護神ラティアスとラティオス」に登場するエーフィを手持ちにしているザンナー)。
- 更に、オーベムが記憶を弄ったのは彼の手持ちが初(前シリーズ・BWで登場したものは、1匹がサトシ達を夢の中へと閉じ込める・もう1匹はサトシとロケット団が特別な人間であった為に暗示が効かなかった)。
- 名前の由来は他のエクスプローラーズの構成員同様に宝石である事から「スピネル」と思われる。スピネルの石言葉には「内面の充実や安全」「自己達成」などがある。
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