概要
ウマ娘プリティーダービーのキャラクターであるエイシンフラッシュは生真面目で自己管理にとても厳しいうえ、恋愛強者として描かれることが多い。一方で予想外のことが起きると極端に弱いという一面がある。
そんなエイシンフラッシュであるが、ゲーム内で「秋にはサッカーをしたい」と述べるなどサッカー好きという設定があり、奇しくもワールドカップ2022の初戦で出生地であるドイツと主戦場であった日本が戦うことに。
(二次創作設定だが)エイシンフラッシュはもともとドイツのウマ娘のためドイツを応援しており、「過去4度優勝のドイツが日本に負けるはずがない」と自信あふれる様子を見せていた。
しかし結果は2-1と日本が勝利。
この予想外の結果にエイシンフラッシュのメンタルが崩壊するイラストが投稿され、いじられる事態となってしまった。それでも第2戦でスペインと1-1で引き分け、日本がコスタリカに負けたためどうにか決勝トーナメント進出に望みを繋げたままグループリーグ最終戦に挑む。そしてコスタリカ相手に一時は逆転を許すも本気を見せて4-2で勝利。これで決勝トーナメント進出・・・と思ったら日本が三笘の1mmなどでスペインにも勝ってしまい、得失点差で3位となりグループリーグ敗退となってしまった(なおヨアヒム・レーヴ監督時代の2018年ロシア大会でもGL進出の大一番を賭けた韓国代表との試合で0-2で負けている為、2大会連続GL敗退と言う史上初の不名誉な結果を残してしまった。そして同じく2大会連続"予選"敗退のイタリア代表を抱えるイタリア国民からは国営放送も含め八つ当たりで煽られるハメに)。
そして再びエイシンフラッシュのメンタルが崩壊するイラストが投稿されることになってしまったのである。
なお、W杯のグループリーグ期間中に競馬ではジャパンカップが開催されており、エイシンフラッシュ産駒ヴェラアズールが勝利。ドイツ敗北→産駒G1勝利→ドイツ敗退とテンションの乱高下の激しさもネタにされた。
そして2023年、ドイツは日本代表をホームであるドイツ・ウォルフスブルクに呼んで親善試合を行う事を発表。なお親善試合とは言っても、交通費宿泊費等一切をドイツが負担し、実質ドイツのガチメンバーを揃えて挑むリベンジマッチへの招待状であった。ドイツ側はチケット完売の完全ホーム状態で臨むのだが…
ドイツ代表はなんとW杯終了後日本との対戦前までに1勝1分3敗(ペルー代表に勝利、ウクライナ代表と引き分け、ベルギー・ポーランド・コロンビア各代表に敗戦)と全く勝てておらず、絶不調に陥っていた。そして本番である9月10日に開催された試合ではその悪い予感は見事に的中、W杯よりもさらに悪化した1-4と言う4失点3点差のスコアでドイツが日本に完敗を喫し、会場にブーイングが鳴り響くなどドイツ国内は再び絶望と怒りに包まれ、監督のハンジ・フリックが翌日に解任される事態となってしまった(ドイツ代表監督設置以来123年の歴史で史上初めての監督途中解任)。
このフラッシュバックのような惨憺たる結果に、三度エイシンフラッシュのメンタルが崩壊するイラストが投稿される事態になってしまった。
但し、同日フィリピンで開催されていたバスケットボールのワールドカップでドイツがなんと8戦全勝で優勝。今回もテンションの乱高下の激しさを生じさせている(バスケットボール絡みのウマ娘はこちらであるが)。
なお13日には暫定体制でフランス代表との国際親善試合が行われたが、こちらは(EURO自国開催で無条件出場のドイツとは違い予選がある為か多少甘かったとは言え)2-1で勝利し、彼女の3度目となる感情の急降下は避けられた。
のちの10月に正式にユリアン・ナーゲルスマンが監督に就任、初戦で米国に3-1と勝利したが、その後はメキシコと2-2の引き分ける。のだが、11月に開催された(同じく日本代表に敗れドイツと共に監督を解任されたステファン・クンツの後任として就任した)ヴィンチェンツォ・モンテッラ率いるトルコ代表との国際親善試合では、終盤に痛恨のハンドでPKを取られ3-2と逆転されドイツは新監督就任後の新体制初ホームにして初黒星を喫し、次のオーストリア戦では前半に先制されると、後半にレロイ・サネがオーストリア代表のフィリップ・ムウェネにファウルして詰め寄って来た彼を張り倒してレッドカード退場となる事態を起こし、更に追加点を許して2-0と完敗し、この影響でFIFAランキングは14位から16位に転落した。
不調を抜けきれないどころかさらに泥沼化するドイツ代表に四度エイシンフラッシュのメンタルが崩壊すると思われたが、インドネシアで開催されていた、U17W杯の決勝でフランス代表とのPK戦の末、ドイツ代表が8戦全勝で初優勝し、彼女の3度目となる感情の急降下は避けられた…のかもしれない。
関連イラスト
ワールドカップ2022を観戦するエイシンフラッシュと海外ウマ娘の皆さん