概要
2022年11月20日〜同年12月18日までカタールで開催されるFIFAワールドカップの大会。
2010年のFIFA理事会により会場が決定。
ウクライナ侵攻の影響によりロシアが出場禁止になり、欧州プレーオフも遅れたため出場国決定が大幅に遅れるアクシデントもあった。
ドーハ、ルサイル、アル・ホール、アル・ワクラ、ライヤーンの5都市・8会場で開催。
ジャイアントキリング続きの大会
本大会は番狂わせが相次ぎ、ドイツ・ベルギーが予選リーグ敗退。
日本はノックアウトステージ(決勝トーナメント)に進出するもベスト16の壁は厚くクロアチアに敗退。
しかし予選リーグで強豪のスペインやドイツを破る大金星を勝ち取り、今後に課題は残ったものの「ベスト8以上も遠い夢ではない」という希望を抱かせるものになった。
韓国も決勝リーグ進出を果たし、ベスト16に止まったものの今後のアジアチームへの期待を高めた。
モロッコが強豪スペインやポルトガルを下してベスト4進出し、アフリカ勢初の快挙を成し遂げた。
これにモロッコ本国はもちろんアフリカの近隣諸国、欧州のモロッコ移民在住地区は文字通りの狂喜乱舞に包まれ、一部では暴動に発展するカオスな事態となった。
また、日本をPK戦で下したクロアチアは続く準々決勝でもブラジルをPK戦で撃破。
ブラジル国民にとっては「準々決勝での敗退」と言うミネイロンの惨劇を超える屈辱的な結果となった。
同国のメディアも大荒れ、チッチ監督へも激しいバッシングが行われた。(その後チッチ監督は辞任)
3位決定戦はクロアチアVSモロッコというグループリーグでの再戦になり、クロアチアが勝利して3位となった。
決勝
フランスとアルゼンチンという強豪国同士の決勝となり、キリアン・エムバペとリオネル・メッシという二大スターの対決ともあり両国民以外にも大きく注目され盛り上がった。
前半アルゼンチンが2点を先制したもののフランスも負けじと後半35分にエムパペがPKを決め、さらに彼がもう1点追加し延長にもつれ込んだ。
延長でも双方が1点を追加したためPK戦になり、結局フランスが2本はずしアルゼンチンが4回全部入れたためアルゼンチンが36年ぶりの優勝となった。
この手に汗握る展開に日本のtwitterでも「なんちゅう試合」がトレンド入りするほどであり、両国の地元やカタール遠征してきたサポーターはもちろん、他国民が入り乱れるスポーツバーなどでも大いに湧きあがった。