概要
ウルトラ怪獣擬人化計画にてデザインされたセブンガーの擬人化キャラクター。
2019年1月30日に電撃G'sマガジン3月号に掲載された『ウルトラ怪獣擬人化計画ギャラクシー☆デイズ』第52話で何の前触れもなくセブンガーの擬人化された姿が先行発表され、読者たちの度肝を抜いた(公式ツイッターでもセブンガーに関する記述は一切なく、完全なサプライズ発表であった)。
そして、2019年2月28日に発売された4月号で満を持して登場、詳細が発表された。
キャラクターデザインは他のカプセル怪獣たち(アギラ、ミクラス、ウインダム)と同じく富岡二郎氏が担当。富岡氏のツイートによると、デザイン自体はアニメが放送開始される前の2016年の6月頃には既に完成していたようで、およそ2年もの歳月を経てようやく日の目を見ることになった。
登場したのが遅いためかカプセル怪獣の3人に比べて容姿が幼く(初期のデザインではもう少し大人っぽい外見であったらしい)、本家と同じく眠たそうな目をしているのが特徴。
髪型は長いツインテールで、怪獣ボールを模した髪留めを使用しているという小ネタがある。
漫画版ではアギラ達とは先輩後輩の間柄で、彼女らを「先輩」と呼び慕っており、3人からも「セブンガーちゃん」と呼ばれ、妹分として可愛がられている。その一方で、先輩であるウインダムが太りすぎでカプセルに入れなくなる可能性を指摘した上で、それを理由に勝手にウインダムをカプセル怪獣トリオから追い出して自分がちゃっかりその場に収まろうとしたりと、微妙に腹黒いところもある(なお、実際アニメの方ではウインダムは本当に脱退してしまったのでその事を暗に風刺したとも思われるのだが、あまりにもメタかつブラックすぎるネタと言える)。
本家と同じく1分経つと怪獣ボールに戻り、50時間眠ってしまうデメリットを持つ。
第55話で再登場し、他のカプセル怪獣たちと共に、シャドウジェネラルを相手に奮戦したものの、1分間しか戦えなかったために、次のページでは早くも怪獣ボールに戻ってしまい、慌ててアギラに回収されていた。
ちなみに、発表のおよそ半年後に擬人化計画が事実上の活動停止に陥ってしまったため、せっかく鳴り物入りで登場したにもかかわらずあまり企画内で活躍できなかったという残念な点もある。
もしも企画が現在も続いていれば、『ウルトラマンZ』での再登場もあり、もっと注目されるキャラクターになっていたことは間違いないだろう。
それこそ、ウインダムに変わる新しい「かぷせるがーるず」のメンバーになれていた可能性もあったかもしれない。
そんな思いも込めてか、pixiv上では特空機版のデザインで描かれたものも投稿されている。
また、『Z』第22話ではオオタ・ユカが擬人化セブンガーのものに似たデザインのカチューシャを付けているという一幕があった。