「ミンミン!」
概要
CV:奈良徹
No | 127 |
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種族 | プリチー |
ランク | E |
スキル | ひかえめ(敵から狙われにくい) |
好物 | ジュース |
こうげき | きりつける |
ようじゅつ | つむじ風の術 |
必殺技 | みんみん斬り(ビビりながらも敵全体を斬りまくりダメージを与える) |
とりつく | セミ流忍術(とりつかれた妖怪はセミ流忍術の力ですばやさがアップする) |
セミ流忍術という誰も聞いたことがない忍術の使い手らしい。実力はたいしたことがなく逃げ足だけが強み。(妖怪大辞典より)
我流の忍術「セミ流」を使ってくるセミの妖怪。名前の元ネタはおそらく百人一首でおなじみの僧「蝉丸」
「1」のゲーム序盤では主人公の虫かごの中にいる(さんかく公園での蝉取りイベントでケータ/フミちゃんが捕まえる事の出来るミンミンゼミの一匹として紛れ込んでいる)。一番最初に友達になる妖怪で、トホホギスと戦うことになる。
ちなみに戦闘後トホホギスが友達になることがある。イベント以外でも団々坂で出会うことがある。
ビビりと言われているが、ゲームや後述のアニメやマンガを見ていると、ビビりどころか勇敢だったりする。
レベル21でカゲまる(セミ流忍術を極めたセミまる)に進化する。進化すると全体攻撃がなくなるため、そこに注意しよう。
アニメ
初登場は9話。
カンチのダウジングアプリを頼りに、公園で掘った穴でケータが発見した。
生前はリアルセミで寿命が尽きたところ、妖怪として生まれ変わる。
その際、もう一回セミに生まれ変わるべく、土の中でポテチを食べたりマンガを読んだりの生活を送っていた(暗くて狭いところでよく生活できたな・・・)。
しかしウィスパーから、「セミまるは目覚めてから1週間立つと死ぬ」という衝撃の情報が妖怪パッドで知らされる(実際に寿命のカウントがテロップで表示された)。残り少ない時間を有意義に過ごすべく、ケータ達を楽しく遊んだ。
そして、運命の1週間がたち、セミまるはケータと初めて会った公園でケータに妖怪メダルを渡し、彼と楽しく過ごした日々に感謝しながら死んだ
ように眠った。
実はセミまるは「目覚めてから1週間たつと死ぬように眠る。」という情報がパッドに書いてあった。
つまり、ウィスパーはちゃんとセミまるの情報を見てなかったというオチである。
ちゃんと見ろ!というケータのツッコミハリセンがウィスパーをぶっ飛ばしたのは言うまでもない。
第81話「セミまる ライブに行く!」
ケータ・ウィスパー・ジバニャンが公園でだらだらと過ごしていると、突然地面から謎の音が聞こえてくる。おびえる3人の前に地面から這い出てきたのは、およそ1年ぶりの登場のセミまるであった。ケータはちゃんと覚えていたが、ウィスパーはオケラとのたまい、相変わらず覚えていなかった。
謎の音はセミまるがセットしていた目覚まし時計の音であり、セミまるによると、今日は年に1度行われるニャーKBのサマーライブの日のため、なんとしても起きなければならなかったからであった。この日のために1年前からハッピも用意し、応援の練習もしていたりと気合十分であったが、ここでジバニャンから衝撃の事実を聞かされる。
「ニャーKBのライブは来週だニャーン!!」
なんとセミまるは日付を間違えて目覚まし時計をセットしていたのだ。ケータは一度寝てまた起き直せばと提案するが、一度起きると1週間起き続けてまた1年眠らなければならない習性のため、とても無理な話であった。もうニャーKBに会えないと落ち込むセミまるに、ジバニャンが愛の鉄拳を食らわせ、ニャーKBへの愛を確認し、一緒にライブに行こうと約束する。
そして1週間後のライブ当日、コーヒーを飲んだりして必死に眠気を堪えながら4人で会場に向かうが、とうとう会場前で力尽きてしまう。しかし、またしてもここでジバニャンの愛の鉄拳が飛んだ。
一緒にライブに行ってニャーKBに会うという約束を果たすため、セミまるは最後の力を振り絞ってジバニャンと共に会場に飛び込んだ。
しかし会場内の席で結局爆睡してしまい、ニャーKBのライブを見届けることはできなかった。
その横でジバニャンはノリノリでニャーKBのライブを満喫していた。
ちなみにこの回のジバニャンの鉄拳シーンも車田飛びの大盤振る舞いであった(^_^;)
コロコロコミック
初登場は「命短し、仲間を守れ!」から。
人間は妖怪を認識できない法則を利用し、虫取りにやってきたクマやカンチの虫とり網や虫かごを刀で壊した。虫取りセットを壊す理由は「虫を捕ることに文句はないが背後から捕獲するのは汚いミン!!」との事。残り少ない寿命で多くの虫たちを救うためにケータに戦闘を仕掛け、ケータもすかさずジバニャンを召喚して戦わせる。
漫画オリジナルの必殺技である「ミンミン波(大音量のセミの鳴き声を敵におみまいする)」で素早いジバニャンを足止めし、「みんみん斬り」で勝負を決めようとするも、耳をふさいでて手の使えないジバニャンが足で「ひゃくれつ肉球」を放ち、もろに喰らったことで敗北した。
戦いが終わり、セミまるはケータに対して、自分をカゴに入れてもいいけど、他の虫たちは救ってほしいと頼む。ちょうどクマがセミを手づかみでゲットして戻ってきた際にケータはクマの手に入れたセミをわざと逃がした。ケータの心遣いに感謝したセミまるは妖怪メダルを渡したのち、眠るように死んだ
のだが、彼の墓を作った後、ケータは最後の望みを掛けてセミまるを召喚、彼はゾンビとなって甦った(エエエェェェェェーーーーーーー!?)。
ちなみに外見は、同じくコロコロコミックで連載しているゾンビ漫画のオマージュだったりする。その後のカゲロー戦では見た目だけ元に戻った。
余談
劇中、ウィスパーがケータに虫取りの基本を教えようとしたが、捕まえたのは虫じゃなくてマグロだった。まさかの魚介類である。