概要
タイトーの『レイストーム』のような見下ろし型視点を取り入れた3Dシューティングゲームで、『バーチャファイターⅡ』や『電脳戦機バーチャロン』等で実績のあるセガのMODEL2基板が採用されている。
自機(後述)は3機の攻撃ヘリコプターの中から選択し、自身の腕前に合わせてアジア・北米・ヨーロッパ・エキスパートの4つのコースを選ぶ事になる。(前述の3つのコースは全5ステージでスコアの集計・エクステンド(1UP)はなし、エキスパートは全10ステージで一定のスコアに達するとエクステンドするようになり、スコアの集計も行われるが、難易度が高い上級者向けコース)
周回要素は無く、いずれのコースも最終ステージをクリアした時点でゲームオーバーとなる。
本作の特徴としてロックオン攻撃があり、敵を捕捉(自機を敵の正面に移動させる)すると捕捉した敵にロックオンカーソルが表示されて自機がその敵を中心にして旋回するようになり、画面両端のLockon Timeのゲージが続く限り、ショットボタンを押したままでロックした敵を常に攻撃し続ける事が出来る。(ロックした敵を撃破・自機が被弾・ボタンを離す事でロックオンは解除される)
因みに彩京STGを語る上では外せないおふざけ・お色気要素の類は一切無く、同社の作品の中でもストイックな作風となっている。
また、本作は家庭用ゲーム機への移植はされていないが、2001年に稼働を開始した続編の『ゼロガンナー2』は同年にドリームキャスト版が発売されている。
ストーリー
西暦2016年、頻発する武装テロ組織による破壊活動に混迷を極めた全世界では、第一級戒厳令が発令されていた。
各地に現れたテロリストは軍部を制圧。
核をも手中におさめ増大する勢力を壊滅すべく結成された
特殊傭兵部隊「ZERO」
今、彼らに世界の命運が委ねられたのだ。
プレイヤー機
各機はそれぞれショットの形態や移動スピードが異なっている。
ショットは特定の敵機を撃ち落とすと出現するPアイテムを取得する事で最高4段階までパワーアップ可能。
これまでの彩京STGと同様に敵機に接触してもミスにはならないが、ショットパワーが1段階ダウンしてしまう。
緊急回避用のボムは3機共通で、自機から円状に爆風を発して画面内の敵にダメージを与え、敵弾を消去する。
ロックオン攻撃に加え、サブウェポンとしてホーミングミサイルを装備しており、攻撃の命中率に優れた機体。
移動スピードは普通。
移動速度は遅いが、全3機中最も高い攻撃力を誇る機体。
サブウェポンは直進するロケット弾。
実在機がベースとなった前2機種とは違い、こちらは架空の機体。
移動速度が速く、メインショットと同時に放たれるレーザーには敵を貫通する性質があるが、威力は低め。
関連タグ
アンダーディフィート(グレフ制作のSTG。本作と同じく、自機が攻撃ヘリコプター)