概要
第26話「激突!サムライ甲児対あしゅら機械獣」に登場した機械獣。
マジンガーZと同様に、操縦席に乗り込み操縦する。コックピットには、あしゅらが乗り込んで操縦した。コックピットは頭部にあり、緊急時には脱出装置になる。
頭部に巨大なハサミ、右腕にドリルになる電磁ムチ、左手のマニピュレーター。口部と胸部にはミサイルの発射口が内蔵されている。また、背中の3連装のロケットエンジンを噴射させての飛行が可能。
全高18m、重量200t。
劇中での活躍
マジンガーZの強さは、操縦する甲児にあるとドクターヘルは予測し、あしゅらをダイマーU5の操縦者として出撃させた。
初戦は痛み分けで終わるものの、その際に甲児は戦いに犬を巻き込んで死なせてしまう。その犬の飼い主の青年に恨まれ、チェーンで殴られた甲児は、一時的に失明してしまう。
ダイマーU5が改めて出現した際、アフロダイAの誘導で甲児も再び出撃。失明した甲児相手に、終始有利に戦闘を進める。
しかし、改心した青年の誘導もあり、ドリルの右腕を用いて頭部を破壊される。胴体部のミサイルも、マジンガーZに密着された状態で発射してしまい、内部で爆発。とどめにブレストファイヤーを受け、胴体部は熔解。あしゅらは頭部のコックピットごと脱出する。
原案デザイン
原案デザインは、石川賢。ほぼ原案デザイン通りで、線を整理し決定稿となった。
余談
なお、TV版の後継機として、マジンガーZ/INFINITYに機械獣アシュラーP1が登場し、あしゅら男爵が搭乗して操縦していた。
また、真マジンガー衝撃Z編ではエネルガーZと戦い倒されたが、こちらでもあしゅら男爵の搭乗機として機械獣あしゅら男爵が登場した。コミカライズにも、同様の名称を持つ機械獣が登場している。
(なお、真マジンガーには、ダイマーU5も登場している)
ちなみに後継機は全て、この機械獣と同じく右腕がムチになっている。
また、後継機ではなくあしゅらも搭乗しないが、71話にはあしゅら男爵を模した機械獣ジェットファイアーP1が登場。これは、前話で戦死したあしゅら男爵の弔い合戦のために、Dr.ヘルが建造し出撃させた機械獣である。
関連タグ
グロッサムX2…頭部にハサミを有する機械獣。ただし、グロッサムは垂直に直刀のハサミが付いているが、ダイマーは水平に向けて曲刀が付いている、と対照的。
エアロスB1・B2・B3←ダイマーU5→ベルガスV5