サスケは犠牲になったのだ…マクドナルドの販促…その犠牲にな・・・。
概要
2010年、マクドナルドの商品であるハッピーセットに、漫画『NARUTO』のキャラクター達が起用されることになった。
その結果一体の邪神が産み落とされた。
誰だお前。
詳細
おもちゃとしては身体を前に倒すと空中で1回転する(その後は必ず華麗に着地するとは言っていない)という、昔のカエルのおもちゃに似た代物。
オマケのおもちゃ程度では、顔が漫画の顔と全然似ていないなんてことはよくある話だった。
しかし今回は違った。
近い時期にTVアニメ版にてアレの回が放送された話題性と、かつての邪神を彷彿とさせる既視感から、見るうちにその造形は見たものを虜にしていき、やがて大きいお友達の買占めにより全国店舗でうちはサスケだけ売り切れが相次ぐ事態まで起こった。
その大友の一部を構成する『NARUTO』とうちは一族の修行を重ねるナルトス民は、このうちはサスケについて現在も日夜奮闘中である。
そして、奴は帰ってきた。
2011年2月には再びハッピーセットにNARUTOの新たなおもちゃが登場。
その名も奥義火遁ロンチャー。腕組をしたナルトとサスケェの胸像下部のスイッチを押すとセットしたディスクが発射されるというもの。チャクラ宙返りほどではないが、やはり造形はお察し。
二度あることは三度ある
2012年、またまたNARUTOグッズが帰ってきた。
公開されたおもちゃはナルトとサスケェがサタデーナイトフィーバーしたこれまたシュールなもの。名はチャクラローキック、相手が台座から落ちるまでひたすら相手の片足を蹴り続けるという遊び方もシュールな大したおもちゃである。
大したマクドナルドだ。
余談
- このサスケェが結んでいる印は「寅の印」。印を用いる忍術はいくつかの印を連続で結んでいって発動するのだが、最後の発動のキーとなる印は術の系統によってある程度決まっている。
- そして、うちは一族のお家芸である「火遁・豪火球の術」などに代表される火遁の術は、基本的に最後を寅の印で締める(カカシが寅の印で術を発動させようとしている様子を見て、下忍時代のサクラがとっさに火遁を警戒するほど)。
- つまり、チャクラ宙返りは火遁の一種である可能性が高い。原作でも足の裏からチャクラを放出して跳躍するという描写はあるが、関連性は不明。
- わかりにくいが、目が赤いことから写輪眼を発動していると思われる。
- チャクラ宙返りのハッピーセットが登場する1年前(2009年)には、劇場版ポケットモンスター(超克の時空へ)の連動としてサスケと同じく縦向きに宙返りするモウカザルのオモチャが発売され、更に4年前(2006年)には、ドラゴンボールZの連動として横向きに宙返りする孫悟飯のオモチャが発売されていた。宙返りのメカニズムはほぼ共通している。
- あろうことか現在はプレミア価格で取引されており、一体5000円以上の値が付けられている。ただしリサイクルショップによっては100円以下で投げ売りされているという報告もある。
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外部リンク
らばQ(2010/09/26付)