概要
デュナミス・ヴァルキリア(でゅなみす・うぁるきりあ)とは遊戯王OCGに登場する光属性・天使族の通常モンスター。
ハマーン・カーンのようなおかっぱヘアーにやや鋭い目付き、巨大な白いメカ風翼と露出度のやや高めの鎧、そして下乳・生脚・白いブーツがトレードマーク。
原作者・高橋和希先生描き下ろしのキャラクター。
原作では未登場だがアニメ版では登場。
尚、海外版では過激すぎるためか下乳の露出が減少。後述するレインボー・ヴェールやダーク・ヴァルキリアも海外版準拠のデザインで描かれている。
アニメでの登場
遊戯王デュエルモンスターズ第90話にて、孔雀舞が使用。
必殺技は両の掌から黒い星屑のようなエネルギーを発して攻撃するエンジェルダスト。
銀幕の鏡壁を併用し、闇マリクの仮面魔獣デス・ガーディウスを戦闘破壊した際に遺言の仮面により、コントロール奪取されてしまう。舞が召喚した味方殺しの女騎士に撃破されるも闇マリクが発動した闇のゲームで「モンスターが破壊されるとそのモンスターの持ち主の記憶から仲間が消える」ようになってしまった為、舞はデュナミス・ヴァルキリアを破壊したことで真崎杏子の記憶を失ってしまう。
原作者の描き下ろしキャラクターで闇マリクからも「中々のレアカード」と評されたものの活躍は微妙なところである。
しかも下乳も再現されず。
ちなみに第90話の前に放送された正月特番において、杏子の持っている羽子板に描かれる形で先行登場。
直接的な使用シーンはないがアニメ版では天使族や女性モンスターを主体に使っていた杏子が持っていても違和感はないし、杏子とデュナミス・ヴァルキリアは髪型も似ている。
ちなみに一緒にいた舞は当然のごとく、ハーピィ・レディであり、川井静香は兄のモンスターでもあるブラック・デーモンズ・ドラゴン(真紅眼の黒竜のほうが合っていると思うのだが)の羽子板を手にしていた。
テキスト
《デュナミス・ヴァルキリア/Dunames Dark Witch》
通常モンスター
星4/光属性/天使族/攻1800/守1050
勇敢なる光の天使。その強い正義感ゆえ、
負けるとわかっている悪との戦いでも決して逃げない。
ゲームでの活用方法
下級天使族通常モンスターでは最大の攻撃力を持つ。
その属性・種族から、多彩なエクシーズ召喚・シンクロ召喚に繋ぐ事ができる。
基本的には、【儀式天魔神】や【神光の宣告者】等に高等儀式術やレスキューラビットと共に投入することで活用できる。
普段はエクシーズ召喚の難しいフェアリー・チア・ガールも、この組み合わせを用いれば容易に出せるのは特筆ものである。
(遊戯王wikiより)
登場カード
魔法カード「受け継がれし魂」と装備魔法カード「レインボー・ヴェール」に登場している。
後者のイラストでは、日本版でも海外版の露出が少ないデザインになっており、「レインボー・ヴェール」海外版ではそれに加えスカートが長くなって更に露出が下がっている。
リメイクカード
ダーク・ヴァルキリア
ダーク化したヴァルキリア。詳細はダーク・ヴァルキリアを参照。
力天使ヴァルキリア
ダーク化したものとは別のリメイクカード。詳細は力天使ヴァルキリアを参照。
混沌のヴァルキリア
海外先行カード。カオス化したヴァルキリア。詳細は混沌のヴァルキリアを参照。
余談
英語版では「ヴァルキリア」に当たる位置が「ダークウィッチ」(闇の魔女)というイメージと真逆なネーミングにされてしまっている。
ストラクチャーデッキで再録された際、通常モンスターなのにも関わらず「効果」と書いてあるエラーカードが出回った。