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制作は日本アニメーション

原作は、ジャンニ・パドアンの「少年トトイとアザラシ」。


あらすじ編集

アントニオ少年(トトイ)は12歳の夏休みに家族と共に父親の故郷・サルジニア島に移住。そこには、かつてアザラシが住んでいたとされる『海の牛の洞窟』があり、トトイがその洞窟の船着場で泳いでいると絶滅したはずのアザラシと遭遇。父親の旧友・ナンニ氏の協力で改めてアザラシ母子との出会いを果たしたトトイだったが・・・


主な登場人物とその配役編集


主人公とその家族編集

本作の主人公で本名はアントニオ・ムジャンニ。イタリア人の父親とドイツ人の母親の間に生まれた12歳の少年。公害病で他界した母親からのレクチャーにより泳ぎが得意で、素潜りも出来る程。

トトイことアントニオ少年の父親。故郷のサルジニア島からドイツの造船工場で出稼ぎに出た流れで、現地の女性と国際結婚して家庭を持った身だが、妻が公害病で他界したのを機にトトイとフランチェスカを連れてサルジニア島に移住。

トトイの妹。まだ幼い幼女で、後に新居となる廃屋で見つけたヤマネと仲良くなる。


その他のキーパーソン編集

トトイの従兄弟。アントニオ少年に「トトイ」というニックネームを付けた張本人。陽気で面倒見の良い兄貴分肌な少年だが、不良気質な側面もあり、度々両親に心配をかけている。

トトイの父・チプリアーノの旧友の芸術家。一見厳しそうな雰囲気だが実際は、トトイにアザラシの事を色々教えてくれたり、何かとサポートやアドバイスに入ってくれる親切な人。

ビリアの友人。トトイ達が暮らす事になった港町:カーラ・ゴノーネにあるホテルの娘で、高飛車で世間知らずな性格。その一方で自身の過失を素直に謝罪する良識も持ち合わせている。トトイに口止めされていたアザラシ母子の情報を父・トトリーノからの詰問に耐えかねて口外してしまい、アザラシ母子を危険な目に遭わせる事になってしまった。

ビリアの友人。のんびりした雰囲気の優しい少年。ナンニ・スパヌとも親交が深い。

ビリアの父親。自営業の大工で、トトイ達一家の新居の建築に協力してくれる。

スタミスの妻でビリアの母親。チプリアーノの妹でもあり、トトイとフランチェスカの事も何かと気遣い可愛がってくれる。

カーラ・ゴノーネの観光船:セント・アンドレア号の船長。


本作の悪役編集

アメリカのホテルグループのオーナー。カテリーナの父親・トトリーノからトトイが見つけたアザラシの事を聞きつけて生け捕りにしようとするが、最終的にはビリアやナンニ氏、マルコの介入で阻止され、密猟犯として沿岸警備隊に逮捕された。


ジャック・ランドの手下の1人。


ジャック・ランドの手下の1人。


カテリーナの父親で、サルジニア島のカーラ・ゴノーネでホテルを経営している。金にがめつい性格で、娘から聞き出したアザラシの情報をジャック・ランドに口外し、一味によるアザラシ密猟未遂事件の引き金となってしまった。


外部リンク編集

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