概要
元々はコロンビア映画の子会社。日本ではトライスター映画とも呼ばれる。90年代まではターミネーター2や1998年版GODZILLAなど娯楽映画を多数配給していた。
1982年3月2日に膨張する映画製作費を折半するため、当時コカ・コーラ社の資本下にあったコロンビア映画と、HBO、CBSの共同出資によって設立。コロンビアピクチャーズの子会社として設立された。
1985年にCBS、1986年にHBOが映像事業から撤退したため、コロンビア映画が一手に引き受けることとなり、コロンビア・ピクチャーズ・エンターテイメントによって買収されたもののその後もトライスターとコロンビア映画両社は、それぞれ別名義で映画製作・配給を続けていた。
1989年、コカ・コーラのエンターテイメント事業がソニーに買収され、トライスターとコロンビア映画両社ははソニー・ピクチャーズ傘下へと編入されるが、ここでもまだ両社の名義は残されている。
1998年夏、ソニー・ピクチャーズはトライスターとコロンビア映画を「コロンビア・トライスター・ピクチャーズ」として再編成するも、三たびそれぞれの部門は独自名義を残したまま映画製作・配給を継続した。2004年にトライスター社は「ジャンルごとの特色を強調する」ための製作部門として事業を再発進させている。現在はコロンビア映画と同様ソニー色が強くなり、トライスター名義での配給は90年代までと比べて大幅に減少している。
主な作品
スターシップ・トゥルーパーズ(『2』以降はソニーピクチャーズ配給)
トータル・リコール(1990年版)
ランボーシリーズ