「はっきり言うてやねぇ……21世紀の君たちに、明るい未来はありません」
「そうはいかん。子供たちのサバイバル地獄は今始まったばかり……!」
概要
『電子戦隊デンジマン』第46話「腹ペコ地獄X計画」に登場。
人間態の姿であるサバイバル評論家の五代万作としてテレビに出演し、「21世紀は人口増加、食料不足、砂漠化、海洋汚染といった社会問題がますます深刻化した、地獄のような時代になる」と唱えて民衆の不安を煽り、絶望感を与えようと目論むベーダー怪物。ベルトのバックルナンバーは「45」。
デンジマン達の戦力を分断することにより、デンジブルーを危機に追い込んだ策士家で、戦闘の際には『タマゴ爆弾』や鳥の羽根の形状をした剣を用いて襲い掛かる。
また射撃の腕もピカ一で、これらの能力を駆使してデンジマン達やダイデンジンを危機に陥れた実力者でもある。
本編での活躍
上記の発言を受けてもへこたれず、逆に「どんな時代でも生き残れるように」とサバイバル訓練を始めだした三太たちを絶望させるため、ミラー、ケラーと共に出撃。
二人に食料を奪い取られた上、山中に置き去りにされた子供たちの助けを聞きつけたデンジブルー/青梅大五郎が現れると、これを妨害すべく出撃。ダストラーたちの機銃掃射に加えてタマゴ爆弾を浴びせかけることで崖下に叩き落すが、その青梅は落下した先で山中をさまよう子供たちと合流してしまう。
それでもなお木に一つだけ実っていた柿を銃撃で粉々にする、水の入った水筒を落として子供たちに奪い合いをさせるなどの妨害行為によって、空腹で限界に達した子供たちをいがみ合わせる(この間、電子戦隊の他のメンバーは偽の看板に騙され、青梅たちと合流できないようにされていた)。
しかし青梅の必死の説得によって子供たちに優しい心が戻りだしたうえ、看板のからくりを見破った4人が駆け付けたことで完全に形勢が逆転。
噛みつきやタマゴ爆弾で攻撃するも敵わず、『ブルーロケット』を受け大爆発を起こす。
直後に巨大化、ダイデンジンとの戦闘では巨大なタマゴ爆弾を投げつけて攻撃するが、デンジ剣にあっさり叩き斬られた上に反撃を受け自爆してしまう。
そのままあたふたしている隙に放たれた『電子満月斬り』で両断され倒された。