概要
『XY』で新登場した、自分とポケモンをアピールするプロモーションビデオを作成できる機能。
表情、ポーズ、BGM、カメラワークなどを自分好みに設定して10秒間の映像を作り上げるというもの。
自分と手持ちのポケモンの紹介や、はたまたトレーナーが一切登場しないお気に入りのポケモンだけの映像など多様な映像が作れる。
作成したトレーナープロモはPSSを使用することで他のプレイヤーに見せられる。
自分以外のプレイヤーのプロモを見る場合は許可を得てレポートを書く必要がある。
詳細
撮影スタジオはミアレシティにある。サウスストリートのポケモンセンターからほぼはす向かいで紫色の建物。正面でマダムが二人立ち話している建物である。
3本まで保存が可能で、そのうちの1本を公開にできる。
おまかせで3種類作ることができるが、手持ちのポケモンを1匹出したり効果音や音楽(ゲーム中で増やせるが元々あるものを使う)を追加したり背景を変えたりはできない。
カメラの前にいるバッドガールからは着せ替えで使用できるカラーコンタクトをもらえる。
さらにはメイクルームで化粧をした状態での撮影が可能。化粧もフルメイクから好きなところだけ足すポイントメイクも可能で、一度した化粧はメイク担当のお姉さんが覚えてくれる。
服装はその時に着ていたものがそのまま反映される。
スタジオの手前にはフィッティングルームがあり、着替えが可能。
パソコンもあるので手持ちに好きなポケモンを入れ替えて撮影に参加させられる。
撮影では、自己紹介の名前やあいさつを入れたり、カメラに向かってポーズをとったりする。カメラワークや向き、ポーズ、明るさ、効果音、光の効果、音楽(BGM)、背景画像、テロップの入れ方や色、目と口の細かい表情とかなり細かく設定が可能。
選択肢が多すぎて目が回りそうではあるが、ポケモンの表情はいつものポーズ・喜ぶポーズしかない。
明るさは背景のものと撮影対象のものとあり、顔が一切出ない黒いシルエットのみの姿にもできれば、背景も暗くして画面を完全に暗転させる事もできる。
光の効果はハートが浮かんだり星が出たりするプリクラ系、虹が出たり雨が降ったりする気象系、紙吹雪が降ったり戦闘シーンで見かけるようなパワー溢れる光を演出したりするネタ系など様々ある。
なお、ポケモンとトレーナーは一つの画面に一緒に撮影はできない。
テロップはミアレシティのカフェ・リテイクで一日に一度教えてくれる人がいるので色々追加される。最初から「提供」は入っている。
ポーズは男女で違うので通信の通りすがり等で異性のプロモを公開しているトレーナーがいたら見てみよう。
見やすいプロモを作るコツ
あくまでコツなので無視して作っても問題ないが、作る過程であれこれ悩む人は参考にしてみよう。
- ストーリー性を持たせよう。
同じものをとるにしてもシーンの切り替えや効果を最大限発揮し、見たときに印象に残るものになる。場面で何を表現したいか絞るだけでもストーリーができる。見せ場は3秒~7秒くらいに入れると突然の衝撃はないが落ち着いて見られる。ポケモンと人の撮影時間はゆっくり撮ると激しく切り替わるよりも見やすい。ポケモンの出番と人の出番を分けてからポーズをとらせるとスムーズに作れる。
- 音楽や背景は多用はせず、最大3種類くらいにする。
使いすぎるとごちゃごちゃした印象になるので1~2種類くらいにとどめる。
違う雰囲気にしたい場合は2本目、3本目に作ろう。音楽は10秒以上あるので雰囲気を統一するためにも少なめに。効果音は短いので音楽と一緒にあれこれ好きなように入れても大丈夫。
- 何も思い浮かばないときはパロディを作るのもいいかもしれない。
背景や音楽からポケモンの組み合わせで影絵のようにして再現もできる。
・サーナイト他嫁ポケモンと二人きりの舞踏会。
・タイトな服装に着替えてカイリキーと夕日をバックにバルディエル戦のエヴァンゲリオンごっこ。(影絵推奨)
・ミュウツーやかくとうタイプと宇宙を背景にドラゴンボールを再現。
・怪獣系の大型ポケモンとウルトラマンごっこ。
・BW2のポケウッドの映画を再現。
などなど。
組み合わせによって映画やアニメのワンシーンを再現したり、お気に入りのポケモンと一緒にデート風景を撮影したり、ポケモンだけのPV撮影をしたりと楽しめる。
そしてイラストも少ないので面白いものを作った、見かけた場合は投稿して欲しい。
ポケビジョン
アニメのXY編ではトレーナープロモという言葉自体は登場しないが、この機能をモチーフにしたポケビジョンが第21話で登場している。
基本的なシステムはトレーナープロモと同じだが、作った映像がネット上にアップされてその人気度がランキングに反映されるという点が大きく異なる。
この動画サイトにポケビジョンを投稿したり、トライポカロンに参加するトレーナーをポケモンパフォーマーと呼ぶ。