ドクガスヅノー
どくがすづのー
「よくも邪魔をしてくれたな!?」
「ざまァみろ!」
CV: 西尾徳
登場話:第13話「燃えよ鋼鉄コロン」
武装頭脳軍ボルトの頭脳獣の一体。フジツボや岩石などをごちゃまぜにして作り上げたかのような歪な容姿をしている。
ゴミを喰らって毒ガスを生み出す能力を持ち、ドクター・マゼンダ指揮の下で大規模テロ作戦を実行した。戦闘では隕石のような形態になり、毒ガスを纏いながら突進する能力も持つ。
ジンマーの人間態・ダミーマン達がテニスコートとして偽っている施設の地下にて毒ガスを生成してフジツボ型の結晶に変え、ダミーマンによって人間社会に拡散させた後、ドクガスヅノーの電波で一気に毒ガスを放出して人間を皆殺しにする凶悪な作戦に従事。
事故によって記憶喪失になってしまい、ライブマンに匿われたダミーマンの一体・ミスタータナカによってアジトを特定され、テロ実行1分前にして作戦を挫かれてしまう。
戦闘では毒ガスを放つ巨大な結晶を生成するも本体を攻撃されて装置が消滅してしまい、突進形態に変化しての特攻もミスタータナカが身を挺してライブマンを庇い阻止される。
タナカの死を嘲り、尚も打倒ライブマンに挑むもののドルフィンアローとライブバスターを受け怯み、バイモーションバスターの前に散る。
その後ガードノイド・ガッシュのギガファントムにより再生・巨大化。ライブロボに毒ガスの結晶を貼り付けて爆発させるも、最後はスーパーライブクラッシュを喰らい爆散した。
デザイン画では左目のみ描かれた単眼だが、実際の造形では左右非対称の位置についた両目になり、よりフリーキーさが増した。
毒ガステロという現代ではまずシリーズでは行えない恐ろしい作戦を展開しているが、それは当時そんな凶行が完全なる絵空事だったため。後にカルト教団やテロ組織が実行してしまうとは誰が予想できただろうか。時代を感じる一体である。