CV:茅原実里
概要
東南アジアの都市・ナムサクの闘技場で、弱小ASチーム「クロスボウ」のオーナー兼整備士を務める快活な少女。ポニーテールがトレードマーク。
チーム操縦士のリックが敵対チームに殺されてしまい、無謀を承知で自らが試合に出ようとしたところをリックのツテを頼って訪れた相良宗介を成り行きで操縦士としてチームメイトとして迎え入れ、しばらくは暖かい時を彼と過ごしその間に彼に想いを寄せるようになる。宗介も思いがけず送ることになった穏やかな時間に癒されていく。
しかし、クラマ率いるアマルガムの襲撃でそんな束の間の幸せも崩壊。
宗介を誘き出すためにクラマによって人質に取られる。
クラマの呼び出しに葛藤の末に宗介が応じようとした途端、気まぐれでカウントを打ち切ったクラマに呆気なく射殺されてしまう(この時クラマは「気が変わった」と言ってナミを一度手放してから容赦なく撃ち、一度希望を見せてからの絶望を味合わせるかの如き行動を取るなど非常にタチが悪い)。
短い間ながら宗介と心を通わせた少女は悲惨な最期を迎え、亡骸はレモンに回収された後で故郷へと埋葬された。
彼女の死は宗介にとっても深い心の傷となったが、後に宗介の妻になったかなめの意思により、その名は受け継がれた。
メディアミックスでの登場
アニメでは第4期に登場するが、原作通りの最期を迎える。
ただし、ゲーム作品『戦うフー・デアーズ・ウィンズ』はマルチエンディング採用により、彼女の生存ルートが存在する。
ゲーム『スーパーロボット大戦』シリーズにも登場している。
同シリーズでの初登場は『第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇』。
原作同様、ナムサクでのエピソードでクラマに人質にされるが、宗介が味方部隊と早く合流するためその恩恵を受ける形で無事に救出されて生存する。宗介との別れ際にかなめの存在を知り2人の関係を察して身を引いた。
『スーパーロボット大戦V』では名前のみの登場だが、ミスリルに保護されたらしく無事に生き残っておりレーバテインの開発に関わったらしい。