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ノンタンといっしょ

のんたんといっしょ

「ノンタンといっしょ」とは、キヨノサチコ作絵の絵本シリーズを原作とするアニメである。
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概要編集

キヨノサチコ作絵の絵本『ノンタン』は、元気な男の子ノンタンを主人公とした絵本シリーズで、1976年に最初の絵本『ノンタンぶらんこのせて』『ノンタンおやすみなさい』『あかんべノンタン』を皮切りに、数10冊が刊行されている。


ちなみに制作順での第1作は『あかんべノンタン』である。これは原作執筆当時「あかんべ」というイタズラを題材にするのは好ましくないのではないかという意見が出たためとされている。

当初絵本の著者はキヨノの夫である大友康匠(おおともやすおみ)名義となっていたが、後に夫婦名義を経て離婚後はキヨノの単独名義となっている。


アニメ『ノンタンといっしょ』は、1992年から1994年までフジテレビ系「ウゴウゴルーガ」枠内で全265話が放送された。

「ウゴルー」の中の番組でメインライターを浦沢義雄が務めているが基本的に良い子に見せたい作品になっている。

ただしビデオ版エンディングテーマ「もしも空から」は浦沢が作詞を手掛けたこともあって空から果物や野菜・料理が降って来るシュールな内容になっている。

原作と比べて登場キャラクターがよりアクディブな性格になっており、ぶたくんとたぬきくんの性格が原作と逆転している、うさぎさんが全員女の子という設定になっているなど細かい部分で相違点が多い。

またエピソードもバラエティ豊かであり、ノンタンが友だちにイタズラをしようとして失敗し自滅する回や、逆にノンタンに降りかかる災難を友だちが奮闘して阻止する回、さらにはゴルフ場をテーマにした社会派エピソードもある。

アニメオリジナルのゲストキャラクターも多いほか、原作絵本では出番の少ないくま先生が劇中世界における大人代表キャラクターとして準レギュラーとなっている。

スタジオぴえろでは「ミュージカルアニメ」として企画されており、1話丸々挿入歌のミュージッククリップだった回もある。

同じくミュージカル調にひらがなや英会話を学ぶOVA「おべんきょうシリーズ」も新旧2作が発売された。

主題歌・挿入歌と旧作おべんきょうシリーズの楽曲をまとめた総集編OVAも発売されていた。


3DCGアニメ『げんき げんき ノンタン』は、2002年11月4日からキッズステーションで放送された。2008年7月現在、計35話が製作されている。

こちらは原作準拠のキャラクター設定であり、原作絵本をそのままアニメ化したエピソードもある。


キヨノは主人公の声優について、「将来のある新人」を起用したそうで、その二人がのちにビッグになったことに死ぬまで満足していた。


ストーリー編集

屋根に旗のついた家で一人暮らしをしていた白猫の男の子ノンタンは、やんちゃでわんぱくで元気いっぱい、でもちょっぴり気弱なところもある。そんなノンタンと仲間たちの日常の物語。


「げんき げんき ノンタン」からタータンが登場して二人暮らしになる。


登場人物編集

ノンタンといっしょ編集

ノンタン(CV:千秋

ぶたくん(CV:長沢直美

たぬきくん(CV:高乃麗

うさぎさん(CV:横山智佐

くまくん(CV:森田千明


げんき げんき ノンタン編集

ノンタン(CV:齋藤彩夏

うさぎさんA(CV:横山智佐

うさぎさんB(CV:川上未遊

うさぎさんC(CV:中島裕美


ぶたさん(CV:くまいもとこ

たぬきさん(CV:小桜エツ子

くまさん(CV:瀧本富士子

タータン(CV:鈴木まひる

はちさん


主題歌編集

オープニングテーマ編集

ノンタンといっしょ Dancing! びびでな・すてっぷ」(ノンタンといっしょ)

作詞 - 秋元康 / 作曲・編曲 - 本間勇輔 / 歌 - 千秋

げんき げんき ノンタン」(げんき げんき ノンタン)

作詞 - キヨノサチコ / 作曲・編曲 - 佐橋俊彦 / 歌 - 齋藤彩夏


エンディングテーマ編集

フィナーレほど素敵なものはない

作詞 - 秋元康 / 作曲・編曲 - 本間勇輔 / 歌 - 千秋(ノンタンといっしょ)

「もしも空から」

作詞 - 浦沢義雄 / 作曲・編曲 - 本間勇輔 / 歌 - 千秋 / セリフ - 長沢直美高乃麗横山智佐森田千明(ノンタンといっしょ(VHS版))


「げんき げんき ノンタン(インストゥルメンタル)」(げんき げんき ノンタン)

作曲・編曲 - 佐橋俊彦


ゲーム編集

  • ノンタンといっしょ くるくるぱずる

1994年4月28日(GB版)/11月25日(SFC版)発売。

かのゲームフリークが開発したパズルゲーム。『ヨッシーのたまご』の派生作品で、カエル、とり、さかな、リンゴの4種のパネルの絵柄をそろえて消す。絵柄は裏表がありタイトル通りクルクルと反転させる。ランダムに裏返すとキャラクターの顔パネルが出てくることがあり、このパネルは揃えると横1列のパネルを消すことができる。

面クリアモードの「TYPE-B」ではランダムにはちさんのパネルが登場し、これをそろえて消すことでステージクリアとなる。

珍しく当時のアニメ版オープニング「ノンタンといっしょ Dancing! びびでな・すてっぷ」のインストアレンジがBGMとして流れ、SFC版ではノンタン(千秋)のボイスも入っている。

  • ノンタンといっしょ のはらであそぼ

1994年6月11日発売。ハードは3DO。ビクターエンタテイメント製作。

ノンタンを操作して野原や浜辺を探索する「のはら探検」、スロットマシンの要領で絵柄をそろえる「絵合わせ遊び」、黒い背景に線を引くことで背景に絵が浮かび上がる「スクラッチ」などのミニゲームで遊ぶことができる。

  • ノンタンといっしょ ほしのおくりもの

1995年5月19日発売。ハードは3DO。

『のはらであそぼ』の姉妹編。空から降って来た「ほしくん」を空に返すためにノンタンが冒険を繰り広げる。

出かける前のおかたづけパズルや道中の森やお花畑でのしりとり、カラオケ、3Dの洞窟探検などのミニゲームで遊ぶことができる。

  • ノンタンといっしょ わいわいにっぽん

1995年発売。ハードはキッズコンピュータ・ピコイマジニア製作。

イマジニアのピコ互換機「育脳塾」ソフトとして発売。ノンタンたちと一緒に47都道府県を学ぶ。すごろくのミニゲームで遊ぶこともできる。


関連タグ編集

ノンタン


外部リンク編集

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