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センシティブな作品

あらぁ…ラッキー♡

このコイン1枚で倒してあげるわ!

解説

世界最大のエンターテイメントシティ“グラン・テゾーロ”のVIP用コンシェルジュ。

“グラン・テゾーロ”のオーナーギルド・テゾーロ側近の1人。

凛々しいたたずまいや挑発的なファッションが、上品かつゴージャスな女性を演出している。

人物

プロフィール

本名バカラ
肩書き「グラン・テゾーロ」VIP担当コンシェルジュ
所属船グラン・テゾーロ
悪魔の実ラキラキの実超人系
CV菜々緒

容姿

かなりの長身赤髪巨乳美脚で、つり眉に緑のタレ目、厚い唇をしている非常に妖艶な女性。ワンピースの女性キャラクターには珍しい太眉と褐色の肌も特徴的。太ももは蛇が星を囲むようなデザインのタトゥーが刻まれている。

抜群のスタイルを強調するドレスを着用しており、大きく開いた胸元や、横乳、深めのスリットから覗ける太もも、肩出しなど露出度が高く色気たっぷりの背中全開ドレスを着用。

ゴールドアーマー

戦闘時はテゾーロの能力によって作られた黄金の鎧と赤の下着を組み合わせた衣装を着用。バカラと同じく側近のダイスタナカさんは全身をしっかりと守られた鎧を着用しているのに比べ、バカラのみ露出度が高いビキニアーマーを着用。

センシティブな作品

制作事情としては、単にスタッフがビキニアーマーをやりたかったらしく、原作者尾田氏は設定画で「宮元監督が絶対描けというので描いてみました(笑)」と述べている。

また、着用時に一応長刀身のを所持していたが、ラキラキの実に寄ったバトルスタイルなこともあり、アーマー共々活用されることはなかった。

ドレス、ゴールドアーマー共に露出度の高いセクシーな衣装である。

性格

客前では常に笑顔で気品のある喋り方で、グラン・テゾーロを訪れるVIP客のことを全て記憶し丁寧な対応をする素晴らしいコンシェルジュ。

しかし慇懃無礼であり、実際は高飛車で人を見下すような性格をしている。船内に囚われた者達に接する時などに顕著であり、たとえ子供であろうと優しさを見せることはない。

「あらあら」が口癖で、口と腰に手を当てていることが多く、戦闘中も常に余裕を見せつつ右手を腰に当て続けていた。

テゾーロには忠誠を誓っており、ガイドブック情報によれば好意も寄せているという。

また、「まとう空気は異なるが顔立ちはかつてのテゾーロの恋人ステラに似ている」とある。

そのあたりのことをテゾーロがどう思ってるのかについては不明。

能力

悪魔の実ラキラキの実
解説他人の運気を吸い取り自分のものにできる

悪魔の実シリーズの中でも屈指の反則能力と言えるもので、相手に素手で触るだけで気を吸い取り、自分の運をいくらでも上げることができる滅茶苦茶な能力である。

触ると無条件で人の運気を吸い取るため、普段は黒い手袋をして能力発動を抑えている。

この能力で、バカラはテゾーロの興行に大きく寄与しており、テゾーロはバカラが部下に加わったことであらゆることが自分の思い通りに運ぶようになった。

他人の運気でラッキー状態のバカラは、コイン1枚を無造作に投げるだけで様々な幸運の連鎖反応を招き、敵に指一本触れずに攻撃ができる。

逆に運気を吸い取られた相手は、“運悪く”物に滑って転ぶ・倒壊する柱が降ってくるなど重度のアンラッキーとなり、バカラが手を下さずとも簡単に命の危機に瀕する羽目になる。

攻撃だけでなく防御に利用することも可能で、その場から一歩も動かずに相手の攻撃を運良く避けることができる。

ただし、彼女自身にも「どのような形でラッキーが働くかは全く予想できない」「運気の有無や総量を正確に認識できるわけではない」といった欠点もあり、ちゃんと目視しないとあっという間に運気を使い切ってしまう様子。

自身もその弱点をあまり気にしていなかった事が、下記の敗北へ繋がった。

なお、戦闘時に剣を所持していたため、多少の剣術は心得ている可能性もあるが、一味との対決では終始能力によるマグレの連鎖攻撃のみで戦闘していたため、身体的な戦闘能力は低いと思われる。

また、の7倍の純金製の防具を着て立っていられるくらいの体力はあったが、偉大なる航路に身を置く者としてはタフネスさに欠けておりかなり打たれ弱い。

活躍

劇場版『ONE PICE FILM GOLD』に登場し麦わらの一味と対決する。

当初は案内役及びお世話役として“グラン・テゾーロ”の施設を一味と一緒に回っていたが、一味が素質と強運でギャンブルにことごとく勝っていくと能力で妨害を始め、一味とテゾーロ達が衝突するきっかけを作った。

最終決戦ではウソップチョッパーブルックの3人組を相手に、複数の部下から運を吸い取り超ラッキー状態となった自身を“無敵”と称し戦った。ここから幹部の名に恥じない激闘が繰り広げられる………

と思いきや、放り投げたコイン1枚の連鎖反応のみで戦うという舐めプを始めたり、ウソップの攻撃を一歩も動かずにラキラキの実の力で避けたり、コインロールを披露したりと、自身の能力を過信し常に調子に乗った態度のまま戦った。

”不運”という回避しようのない攻撃と”幸運”という破りようのない防御で戦局を圧倒するが、トドメに放り投げたコインにウソップが持ってきたスロットマシン入りの袋を打ち込んだ事で、スロットに入ったコインが大当たりを起こし彼女の知らぬ間に運気を使い果たしてしまう。

その直後ウソップに爆撃を放たれるも、まだ運気を持っている状態だと思い込み油断していたバカラは回避を一切行わず、結果直撃し全身黒焦げに。

なぜッ…まだ充分…運は…残ってッ…いたはず…!

ジャッ…クッ………ポッッ…トォォッ…!!?

運気が無かったという事実に気づくも時すでに遅し。受けたダメージを耐え切れずに気絶し敗北。

ウソップからは「流石だなラッキー女、奇跡の大当たりだ」と戦闘中散々煽った分をしっかり煽り返されていた。

『適当に投げたコインが、高速で飛んでいる袋の僅かな隙間に入り込み、さらにスロットの小さなコイン投入口にうまく挿入され、なおかつスロットが正常に作動し、果てはたったコイン1枚で77777を叩き出しジャックポット達成』という具合に、幸運だの強運だのと言った次元では済まされない、神がかりとしか言いようのない出来事の連続であった。運気を使い果たして当然である。

余談

女性相手には様々な工夫を凝らし物理的な攻撃を一切せずに勝利することが多いウソップだが、バカラには容赦なく爆撃し気絶させるという少し珍しいパターンとなった。

自らが着用していたゴールドアーマーやコイン、ジャックポットなどの黄金に光り輝く物に対し黒焦げの無様な姿で悶絶するバカラとの対比も見所。

また、バカラは次回作『ONE PIECE STAMPEDE』のオープニングでも再登場。

穴掘り男ゴローやゲダツと共に、スリラーバークお化け屋敷の受付をしていたドラン(アニメオリジナルのスパアイランド号支配人)に話しかけていた。

うっかり温泉島に再就職でもしたのだろうか。

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