曖昧さ回避
- 漫画『黒執事』の登場人物。→タナカ
- 映画『ONE PIECE FILM GOLD』の登場人物。本項で解説。
- アニメ『プリティーリズム・レインボーライブ』の登場人物。→田中さん
- ゲーム『pop'n music』シリーズの登場キャラクター。→タナカさん(ポップン)
プロフィール
人物
グラン・テゾーロの警備主任。
頭部が胴体に比べ極端に大きい珍妙な体型をした男。
黒頭巾を被り緑色の蝶ネクタイと軍服風のジャケットに身を包み、頭の左側と両肩、襟元には緑色の星がある。
テゾーロが海賊や世界政府と取り引きをする際は伝令役を担当し、他の幹部や部下の動向を調べて報告する役目も担い、見た目とは裏腹に仕事に対する姿勢は堅実で、テゾーロからも高く評価されている。また、プライドが高い性格で、お金がない貧乏な人間に対して見下す傾向が強い。
テゾーロの部下になったのは9年前で、側近の中では最古参である。
戦闘能力
悪魔の実 | ヌケヌケの実 |
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能力 | あらゆる障害物をすり抜けて移動できる |
分類 | 超人系 |
あらゆる障害物をすり抜けることができる「ヌケヌケ人間」。
移動している間は一切の敵の攻撃を受け付けず、神出鬼没に現れて相手を撹乱する芸当もできる。
自身に触れている人間にも能力は適用されるが、自身は人間といった有機物などはすり抜ける事が出来ず、ニコ・ロビンのハナハナの実の能力で拘束された時は身動き一つ取ることができなかった。
この能力を駆使して船内を自在に移動して警備しており、七ツ星カジノホテル「THE REORO(ザ レオーロ)」の最上階のエレベーターには出口がなく、彼の能力を使わないとVIPルームに入れないようになっている。
また、戦闘では携帯している拳銃を使い、わざと銃撃を外して相手を挑発する行為も行う。本人曰く「これもショー。たっぷりいたぶってから殺す」との事。
劇中ではサンジとロビンの二人と対峙。挑発でサンジがロビンから離れた隙に背後からロビンに銃を突きつけて硬直状態にしたものの、ルフィに呼ばれたロビンが隠していた能力に拘束され(この時に無機物しかすり抜けられないという弱点も見抜かれる)最期はサンジの「レディを危険な目に合わせてしまった」という自戒の怒りの炎に驚愕してるところに「悪魔風脚・一級挽き肉」を喰らい敗北した。
技
スルー・イリュージョン
高速移動しながら床をすり抜けて撹乱し、死角から銃撃する。
ボトムレス・ヘル
床に巨大な穴を開け、相手を落とす。
余談
前日譚である『ハートオブゴールド』やアニメオリジナルである『シルバーマイン編』にも登場しており、テゾーロの裏のネットワークの顔役にもなっていた模様。
因みに麦わらの一味がグラン・テゾーロに来れたのは、彼がマッド・トレジャーに渡していたテゾーロのビブルカードをナミがスったからである。ちなみに中の人は、ルフィたちがやろうとしていた「金太郎」を三太郎シリーズで演じている。
タナカさん役を演じた濱田岳とトニートニー・チョッパー役の大谷育江は後に『劇場版ポケットモンスターみんなの物語』でも共演している。
関連タグ
ディープ・ドーパント:能力の特性・弱点がほぼ同じ存在。プライドの高さから他者を見下す性格も共通している。