概要
2000年5月16日生まれ。
チリ生まれでチリ国籍を持つが、小学生3年生のときに両親の仕事の都合で来日し埼玉県に居住(このため、自宅は現在も埼玉県にあるという。)。榎本樹は東松山市のジュニアユースクラブ時代にコンビを組んでいた同級生である。高校進学時に埼玉を離れ青森山田高校へ進むと、3年時には主力として全国高等学校サッカー選手権大会の優勝に貢献した。
2019年、高校卒業後の進路を選ぶに当たり、日本育ちではあるものの、Jリーグでは外国籍選手扱いとなり出場機会に制約が生じることを考慮し、当時東北社会人サッカーリーグ1部ながらも「世界で戦っていくための環境が整っている」といういわきFCへ加入した。地域CL2019では3得点を挙げチームの優勝・JFL昇格に貢献した。
2020年2月21日、チリ1部・CDウニベルシダ・カトリカへの期限付き移籍。しかし、新型コロナウイルス流行の影響によりリーグ戦は休止となりチームの活動も8月中旬頃までストップ、外出さえ制限される日々を過ごす。その後リーグ戦が再開されたものの出場機会はなく、同年10月にいわきFCへ復帰。2021年はいわきで活躍した。
2022年、東京ヴェルディに完全移籍。5月16日に自身のSNS上で日本国籍を取得する意向を示した。
2023年7月6日、高校時代の恩師である黒田剛が監督を務めるFC町田ゼルビアへ完全移籍。この移籍は同じ東京のクラブでありJ1リーグ昇格を争うライバルであったため、「禁断の移籍」とも呼ばれヴェルディサポーターからは反感を買った。