ピクシブ百科事典は2024年5月28日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

目次 [非表示]

概要編集

MLBの年間総合優勝チームを決めるイベント、ワールドシリーズに纏わる「優勝出来ない」系のジンクスの1つで、「ポストシーズンの期間中に、自身の誕生日ホームランを打った選手はワールドシリーズ優勝を経験出来ない」とするものである。

但し、その“バースデーアーチ”をポストシーズン中に打った選手が2024年シーズン終了時点で4人しかおらずサンプルが少ないこともあり、知名度は低い。


解説編集

現地時間2023年10月16日ナショナルリーグチャンピオンシップシリーズの第1戦の1回裏に、フィラデルフィア・フィリーズブライス・ハーパーがホームランを記録した。

この日(10月16日)はハーパーにとって31歳の誕生日であり、自身のホームランなどもあってフィリーズは勝利を収め、幸先よいスタートを切ったはずだった。


このホームランについて、スポーツライターの宇根夏樹がYahoo!スポーツに書いた記事が『バースデーアーチの呪い』のネタ元になったようである。

曰く「ハーパーを含めてポストシーズン期間中に自身の誕生日にホームランを打った選手はMLBに4人いるが、過去にバースデーアーチを記録したその年のワールドシリーズで優勝した選手はいない。それどころかそれらの選手はキャリアを通じてワールドシリーズ優勝を経験していない」と云うものであった。

結局、この年にジンクスが覆ることは無く、フィリーズはNLCSで敗れてワールドシリーズ進出を逃し、優勝は叶わなかった。その対戦相手だったアリゾナ・ダイヤモンドバックスにも、過去にポストシーズンでのバースデーアーチを記録しているエヴァン・ロンゴリアが在籍していたが、こちらもワールドシリーズに敗れて優勝を果たせなかった。

なお、ロンゴリアとハーパーの間にバースデーアーチを打った経験があるコルテン・ウォンが所属していたロサンゼルス・ドジャースもこの年はディヴィジョンシリーズでDバックスに敗れていた(ウォンがドジャース移籍前に在籍していたシアトル・マリナーズに至ってはポストシーズン進出すら出来なかった)。


翌2024年は、ロンゴリアは明言を避けたものの引退を仄めかす発言をしており出場無し、ウォンはメジャー昇格機会が無かった。ハーパーが在籍するフィリーズは地区優勝してプレーオフ進出を果たしたが、ディヴィジョンシリーズでニューヨーク・メッツに敗れており、「呪い」が解かれることは無かった。


外部リンク編集

ネタ元∶ハーパーが31歳の誕生日にホームランを打つ。ポストシーズンの「バースデー・アーチ」は史上4人目

※なお、宇根は記事中で「呪い」と云う語句は使用していないため、記事を読んだ他者が勝手に呪いネタに使用したものと推測される。


関連項目編集

MLB関連で「呪い」と呼ばれるジンクス編集

MLB以外の主なジンクス編集


MLB ワールドシリーズ

ジンクス 都市伝説

関連記事

親記事

ワールドシリーズ わーるどしりーず

コメント

問題を報告

0/3000

編集可能な部分に問題がある場合について 記事本文などに問題がある場合、ご自身での調整をお願いいたします。
問題のある行動が繰り返される場合、対象ユーザーのプロフィールページ内の「問題を報告」からご連絡ください。

報告を送信しました

見出し単位で編集できるようになりました