「あぁ……残念です、もっと美しい最期だと思ったのにぃっ!!」
概要
黒い本棚のリーダー格たるメギド・ストリウスの使用する愛刀。「Bilgamet」
彼が「大いなる本」の一部を取り込んでメギドになった経緯から察するに、恐らくその一部に宿っていた物語の剣とでもいうべき代物だと思われる。
外見
根元にはシリンダーのような造詣があり、そこから続く黒い樋(フラー)が途中から無くなり先端部が二股に分かれているのが特徴。
相手側には鍔が無く、そのまま刀身のように鋭いナックルガードに繋がっている。手前側は鍔のような作りになってはいるが、形状は鉤爪状に反り返って上を向いた鋭利な刃になっている。
使い手側も傷付き兼ねないその形は訪れる"事実"として記載された、ストリウスを含む世界の破滅を暗示するかのよう。
能力
怪人態になると同時に出現し、直接斬る以外に黒い斬撃波や電撃、闇の霧を放つ遠隔攻撃も可能。
終盤で手に入れたワンダーライドブック「グリモワール」には、至高の剣・カラドボルグを宿す「オムニフォース」が含まれているのだが、「グリモワール」に再編集した事で使用不能になったのか仮面ライダーストリウスになって以降もこの剣を愛用している(ストリウスもカラドボルグの存在は把握しており、再編集前の第42章では人間態の姿で使用している)。
聖剣でもキングエクスカリバーのような強大な力を秘めている訳でもないが、仮面ライダーストリウスの状態では「グリモワール」の力によって聖剣を超える力を得ており、伝説の聖剣・刃王剣十聖刃と切り結び、直撃させれば仮面ライダークロスセイバーを一太刀で変身解除させる強力な剣と化している。