概要
『スーパーマリオワールド』にて初登場した、大きく膨らんだフグかハリセンボンのような姿をしたキャラクター。背中に多数のトゲを生やしており、接触するだけでダメージを受けてしまう厄介な相手。プクプクの派生種ないしトゲプクやイガプクの強化種と言えるかもしれないが、外見上の違いも多いので直接的な関係は無いのかもしれない。
「水中」ではなく「水上」のステージに登場する傾向があり、泳ぎながらしつこくマリオを追跡してくる。棘だらけなので踏んでも倒せず、そのくせやたらしつこいので非常に面倒。水中での動きにくさもあり、フグマンネンが出現する場所で水に落ちてしまうとかなり焦る。
しかし、マントやファイアボールなどによる攻撃には弱く、倒せる手段を持ってさえいれば意外なくらいあっさり倒せる。また、トゲだらけな上に自分より大きいにもかかわらずヨッシーならあっさり食べられる。フグのような見た目ながら毒などは無いらしい。それともヨッシーの胃袋が強靭過ぎるだけだろうか?
初登場した『ワールド』以降はなかなか出番がもらえなかったが、『NewスーパーマリオブラザーズWii』にてついに復活を果たした。3Dになったことで体が丸みを帯びるようになり、トゲの数も『ワールド』から減っているため、可愛げになった。
相変わらずファイアボールには弱いが、今作では泳ぐ速度が『ワールド』の時と比べて非常に機敏になり、倒してもしばらくすると復活するようになった上、水面からジャンプするという技を身に付けた。つまるところ、食べようとしない事以外は巨大プクプクと同じ仕様になったため、以前より厄介さが増している。
これらの性質は続編の『Newスーパーマリオブラザーズ2』や『NewスーパーマリオブラザーズU』でも引き継がれた。
ツリ目といい、大きな口といい、図体のデカさといい、マリオを食べてくる巨大プクプクやバクバクと似ている部分が多く初見だと驚くかもしれないが、フグマンネンはマリオを食べようとはしないため、マリオシリーズの巨大な魚の敵キャラでは倒しやすさも合わせていくらかマシな部類だった。
実際、『スーパーマリオ3Dランド』や『スーパーマリオ3Dワールド』では踏んで倒せないことと体の大きさを除いてプクプクと同じ性質だった。
ところが『スーパーマリオメーカー2』では、3Dワールドスキンにてなんとマリオを丸飲みにして1ミスさせる能力を獲得してしまった。水上にマリオが居れば大きく口を開きながらジャンプしてくるし、水中ではマリオを追尾するように泳ぎ、ダイレクトに飲み込もうとしてくるという、3Dワールドでの温情さはどこへ行ったのかまさかの巨大プクプクとバクバクのトラウマ要素を合体させた欲張り仕様。おまけにファイアボールを4発も当てる必要があり、手間取ると回復してしまう。いつの間にやら最も危険視すべき魚キャラにランクアップしていた。
…が、ブーメランマリオなら一撃で倒せる。
スーパーマリオくんでは
ワールド編に登場するが、かなり散々な扱いを受けている。
その内容とは、自身の尻の穴をマリオに鍵穴と勘違いされ、鍵を差し込まれた上にグリグリ回されるというもの。
関連タグ
ハリマンネン - 名前やその印象が酷似した別キャラ。