フライトレス・シャロス

ふらいとれすしゃろす

ドゥーガル・ディクソンの著作『アフターマン』に登場する、架空の生物。

概要

英名：Flightless shalloth

学名：Arbovespertilio apteryx

5000万年後の南太平洋で発生したホットスポットの一つ(マントルによる地殻変動の結果出来た島　ハワイ諸島や日本では沖ノ鳥島が有名)

バタヴィア列島に棲息する飛べない翼手目の一種。

同島で進化したナイトストーカーやフローアーと同様コウモリの子孫。

樹上性のコウモリで夜行性。前肢の親指には鉤爪があり、ほかの4本の指は一つにつながって親指と向かい合うようになっている。また後肢の指も樹の枝をつかめるように曲がることが出来る。雑食性で、昆虫、種子、樹液、花蜜、果実、木の葉、小動物等何でも食べる。枝から逆さまにぶら下がって葉を食べたり、ゆっくりとした動作で下を通りかかる小動物や昆虫を捕まえて食べたりする。

関連タグ

アフターマン　ドゥーガル・ディクソン　ドゥーガロイド

架空生物/架空動物種

コウモリ…祖先

ナイトストーカー…列島に生息した同じ先祖を持つ種 兼 天敵

フローアー…列島に生息した同じ先祖を持つ種

ロリス(スローロリス/スレンダーロリス)…人類時代に生態的地位を担った似たような生態の霊長類。 この種も島での環境により、このような進化を遂げた。