概要
ハリー・ポッターの父方の祖父、ジェームズ・ポッターの父親。
出生
ウィゼンガモットの魔法戦士でマグルの戦争への介入を主張したヘンリー・ポッター(愛称:ハリー)の息子。
名前は父方の祖母の旧姓であるフリーモントにちなんでおり、『山に避難する』という意味がある。
祖先のスティンチコムのリンフレッドが「骨生え薬(スケレ・グロ)」を発明したため、ポッター家は裕福であった。
余談であるが「骨生え薬」は第二巻にて子孫のハリー・ポッターがポピー・ポンフリーに処方してもらい服用している。
学生時代
ホグワーツ魔法魔術学校ではグリフィンドール寮に組み分けされた。
在校中は奇妙な名前をネタにフリーモントはよくからかわれた。
しかしフリーモントはそれに反発し、決闘をしており、決闘に熟達したという。
魔法薬学者
子孫同様にフリーモントも酷い癖っ毛だったのか、祖先のリンフレッド同様に魔法薬の才能のあったフリーモントは卒業後に「スリーク・イージーの直毛薬」を開発した。
これで一発当てたことで元々金持ちだったポッター家は資産を四倍にも増やすこととなった。
1926年(この人が生まれた年)の11月26日の日刊予言者新聞によると、「スリーク・イージーの直毛薬」をアメリカの魔女たちが求めているという記事が存在する。
このため、フリーモントはハリー・ポッターの祖父ではあるが、世代的に言えばニュート・スキャマンダーら曾爺世代に近いことが窺える。
余談であるが「スリーク・イージーの直毛薬」は第四巻にてハーマイオニー・グレンジャーが使用している。
一人息子のジェームズ
純血の魔女、ユーフェミアと結婚し、彼女がかなりの高齢の時に長男のジェームズが生まれた。
高齢出産で生まれたこと、一人っ子だったこと、家が富裕だったこともありジェームズを妻と共に甘やかして育てた。
ジェームズは父を尊敬しており、僕も父さんのようにグリフィンドールに入ると言っており、実際入った。
またブラック家の家風に反発して家出をしたシリウス・ブラックを夫婦揃って快く迎え入れ、第二の息子の如く扱った。
ジェームズがマグル生まれの魔女リリーの結婚、夫婦は息子が最良のパートナーを選んだことに安心したためか、ほどなくしてユーフェミアと共に龍痘で亡くなった。
みぞの鏡
実写版では省略されたが、第一巻にてみぞの鏡を介して孫のハリー・ポッターはフリーモントとユーフェミアの顔を見ることが叶った。
関連タグ
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