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概要編集

ラゴウの出現により、データウェポンが使えなくなった場合を想定して『GEAR戦士電童』に地球製造の武装を装備させた形態。「フルアーマー」と名乗ってはいるが、装甲と言う意味の『Armor』ではなく武装と言う意味の『**Armament**』である。

ハイパーデンドーデンチの消耗を抑えながら戦えるよう、武装は全て実弾、エネルギーパック式、実体武器と極力エネルギーを抑えるように作られており、弾切れになった武装は適宜パージできるようになっている。そのためデッドウェイトが発生せず、身軽になって戦う事も可能。

また基本的に徒手空拳を基本とする電童が射撃戦をこなせる様になる為、離れた間合いの敵を相手取る時や、複数の敵を相手にエネルギーを闇雲に消費せずに戦うのにも有効である。


電童初陣の際に草薙北斗が言った「ミサイルとかビームとか剣とか弓とかヨーヨーとか、何か武器はないの?」という台詞を受けてDr.井上が極秘で作ったらしく、そのため過去のロボットアニメに登場した武装のオマージュてんこ盛りとなっている。


劇中では第24話の一度だけ使用。


武装編集

ビームライフル編集

ビーム兵器。ドラムマガジン型のライフル銃。

元ネタは『機動戦士ガンダム』のビームライフルザクマシンガン


デンドーゴーガン編集

左腕に装備した弓。左肩に装備された矢筒から矢を取り出して放つ。矢のストックが無くなった後も接近戦用武器として使用できる。

元ネタは『勇者ライディーン』のゴッドゴーガン(ゴーガンソード)。


超電動ヨーヨー編集

腰の左右に装備されているビームヨーヨー。電磁誘導でコントロールされる。

元ネタは『超電磁ロボコン・バトラーV』の超電磁ヨーヨー


9連装ミサイルランチャー編集

左肩に装備されているミサイルランチャー。

元ネタは『戦闘メカザブングル』の肩部ミサイルランチャー。


3連キャノン砲編集

右肩に装備されているキャノン砲。

元ネタは『戦闘メカザブングル』の3連ロケットランチャー。


バズーカ編集

武器紹介の際に1カットのみ写った武器だが劇中未使用。装備する箇所がなかったため断念された武器である。

元ネタは『機動戦士ガンダム』のハイパーバズーカ


脚部3連ミサイル編集

右足に装備されているミサイル。

元ネタは『機動戦士ガンダム』にてタチの乗ったザク(陸戦型ザクⅡ)。


ダブルトマホーク編集

左足に装備した二枚刃の斧。

元ネタは『ゲッターロボG』のゲッターダブルトマホーク+『機動戦士ガンダム』のザクのヒートホーク


電童剣編集

伸縮収納式で長い刀身を持つ実体剣。鍔には『GEAR』のエンブレムが入っている。劇中では騎士GEAR凰牙にあっさり破壊された。

元ネタは『勇者特急マイトガイン』の動輪剣。


スーパーロボット大戦での活躍編集

スーパーロボット大戦R』ではスポット参戦でしか使えない。また、一部の隠しキャラとの選択になるのも相まって分岐の際に避けられがちになる。

スーパーロボット大戦MX』では条件を満たせば任意で換装可能となる。いずれも各元ネタから技術提供されたことになっている(ただし、元ネタがすべて揃ったことはないため、出てない作品は他の作品でフォローする格好になっている)。

はっきり言って使うと強制的にEN10になる上に攻撃力もしょっぱいデータウェポン形態やEN回復手段に乏しい通常形態よりも武装の弾数、燃費、射程がどれをとっても癖がなく使い易い。


商品化編集

放送当時は1回限りの登場だったため立体化されなかったが、20周年を迎えた際にスーパーミニプラでの立体化がなされ、プレミアムバンダイにて発売されることに。

未装備だったバズーカ以外の武装を再現し、矢は実際に矢筒から取り出すことが可能。背部のミサイルランチャーとキャノンは背部ユニットごと交換して取り付ける仕様。超電動ヨーヨーは専用手首を用いて実際に持たせることができる。矢筒以外は騎士GEAR凰牙にも装備可能。



関連項目編集

GEAR戦士電童

フルアーマーユニコーンガンダム:後の時代に登場した、フルアーマー電童の後継者。これも(ガンダムシリーズ内に限るが)武装の元ネタがある。

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GEAR戦士電童(ロボット) ぎあふぁいたーでんどう

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