概要
主人公モンキー・D・ルフィが義兄ポートガス・D・エースを助けるために監獄に潜入した際に登場した。
髭を生やした偉丈夫の大男の容姿だったが……
なお、名前が判明したのは原作やアニメ本編ではなく公式ファンブック『ONE PIECE BLUE DEEP CHARACTERS WORLD』であるため知名度は低いが、後述する活躍によりその容姿は一部界隈でとても有名になっている。
経歴
元はとある国の王子だったが、国王である父がカマバッカ王国に足を踏み入れ、オカマ王エンポリオ・イワンコフの能力によって女になって帰国したことで国ごと家庭は崩壊、自身も海賊になった(イワンコフは「ヴァナタの父上は女になりたかった」と語っていたが、本人の意志で女にしたのかは不明)。
その後はイワンコフへの復讐の機会を窺っており、彼がインペルダウンにいることを知って(恐らくは海賊王と同様自分から海軍に自首して逮捕される形で)収監、囚人となる。
本編では、監獄署長マゼランの攻撃で瀕死に陥ったルフィがイワンコフの処置によって回復し、「LEVEL5.5番地」“ニューカマーランド”で歓迎されている時に乱入(インペルダウンのあちこちに隠された「秘密の抜け道」を通ってニューカマーランドに来たと思われる)。
ステージにいたイワンコフにバズーカを向け、自身の経歴と彼への憎悪を述べた後に発砲するも、ただのまばたき"DEATH WINK"で弾き返され、大ジャンプで接近を許した次の瞬間……
「ああっ!!てめェ…!!まさか…!!」
父親と同じくイワンコフに「エンポリオ・女ホルモン」を注入されたのである。
「やめて! キャ~~~~!」
「は…、恥ずかしいッ!!!」
彼は突如現れた胸のふくらみや恥じらいに耐え切れず、その場から逃走したのだった。
その後の動向は不明。
その人気
物語が大きく動いたマリンフォード頂上戦争のプロローグとなる編でのたった1回きりの登場ながらも、少年誌ではあまりお目にかかれないお色気描写全開の公式女体化の当事者(本人から見れば被害者)として、その方面では10年以上経っても根強い人気を持つ。
※アニメでは変化前後で声優も長嶝高士から神田朱未に代わっており、さらに生々しくなっている。
さらにこのエピソードがきっかけで、作者がSBSに様々なキャラの性転換イラストを掲載する人気企画、いわゆる「サラダ食べて海賊王」が誕生したので、名前こそ知られていないもののある意味重要キャラだったりする。
ちなみに監獄というロケーションも相まってか、二次創作のR18率が意外と高い。
関連イラスト
関連タグ
???:名字が同じキャラクターだが、関係性は現状不明。