概要
CV.渡辺久美子
第24話「ニンジャ、ベニカゲ参上!」に登場する落ちこぼれ忍者で、見た目は赤い覆面に身を包んだ1頭身の少年である。
お世辞にも忍者とはいえないほど手裏剣を投げるのが下手(素のカービィと同等)であり、後述の彼の成績表がそれを物語っている(得意なのは煙玉で逃げることだけらしい)。
冒頭では、夜中にキュリオの骨董屋に忍び込み、忍者の巻物を盗もうとしていたが、逃げる際に壁棚に頭をぶつけるドジをかまし、失敗する。
アニメ序盤、再びキュリオの骨董屋に巻物を盗みに行くが、今度はデデデ達に先を越されてしまい、巻物を盗んだ彼らを追おうと焦り、天井から落下してキュリオに見つかりそうになる。
アニメ中盤では、巻物があるデデデ城に侵入するがブン達に見つかってしまい、またもや天井から落下する。しかし、偶然にも落下した衝撃で彼が巻物を落としたことで、運よく巻物を盗むことに成功し、煙玉で撤退する。
その後、村まで逃げてくるが、今度は村人たちに追いかけ回されてしまい、木の上に避難するも、枝が折れて落下してフーム達に見つかってしまう。ベニカゲは彼らを手裏剣で脅すも、投げるのが下手過ぎて当たらず泣き出してしまい、上記の巻物が自身の成績表であることを暴露する。
アニメ終盤、カービィと共に手裏剣投げの特訓をしているが、急に的の真ん中に謎の手裏剣が命中する。しかし、この手裏剣は2人のモノではなく、デデデがナイトメア社からダウンロードした元銀河戦士団の忍者「ヤミカゲ」のものであった。
ベニカゲは自身の成績表を巻物だと勘違いして盗みに来たヤミカゲに、それを取られまいと戦うが、圧倒的な実力差で追い詰められ、巻物を奪われてしまう。そして、彼にクナイでトドメを刺されそうなところで、カービィに吸い寄せられて助けられる。
その後、ヤミカゲはニンジャカービィによって倒されるが、肝心な彼の成績表はデデデに奪われたままであり、彼は修行してもっと強くなることを誓い、フーム達に別れの挨拶をして川に流されながら撤退する。
セリフ集
- 「何なんだ、この村は…(忍者姿の村人たちに襲われて。ごもっともである)。」
- 「(巻物を)見るな!拙者は忍者ベニカゲだぞ!さぁ、そこをどけ!」
- 「やっぱりダメか…うっう…うわああああん!(手裏剣が相手に命中しなくて泣きだす)」
- 「見かけは巻物と同じだけど、忍者学校の拙者の成績表だ(彼によると、この世界には忍者学校が存在するらしい)。あるとき、泥棒に盗まれて…(この村の手に渡ったんだ)。」
- 「拙者は手裏剣も下手くそな落ちこぼれだった…。得意なのは、煙玉で逃げることだけ。成績はいつもオール△…これにはそれがはっきり書いてある。(成績表は)誰にも見られたくなかった…。」
- 「あんなピンクボールと同じにされてたまるか…。拙者はこれでも忍者ベニカゲだ!」
- 「(ヤミカゲに自身の成績表を)渡すもんか!」
- 「何を~、拙者だって、忍者だ!」
- 「(ヤミカゲと互角に戦うニンジャカービィを見て)すごいカービィ…いつの間に。」
- 「(急に消えるカービィを見て)分身技「こっぱみじんの術」だ!」
- 「拙者と同じぐらい手裏剣の下手くそなカービィは、あんなに強い忍者になれた…。道は遠く果てしない…拙者は、修行の旅に出る。」
- 「うん、これから拙者が強くなればいいことだから。」
- 「最後は忍者らしく、カッコよく(煙玉で)消えるよ。」
- 「まぁ、見てなって。」
- 「しまったぁ~!(川に落ちる)」
- 「泳ぎはたった今修行してるところだよ~、さよ~なら~(流されながら撤退)。」