データ
概要
第38話「オヤジ星人」に登場。
触手が生えたプランクトンのような外見をした地球侵略を企む宇宙人。他の生物の体を乗っ取ることができる。
まず先遣隊が自分たちの侵略兵器ヘルズキング到着までの時間稼ぎとして地球に潜伏し、地球人の体を乗っ取ることで活動を続けていた
だが一人のベリル星人がキタウラ食品という食品会社に勤めるサラリーマン草野忠雄に憑依したことで彼の家族と触れあい「家族」の概念を理解したことで地球人に感情移入するようになった。そして悩みに悩んだ結果母星を裏切り、ウルトラマンコスモスに協力。ヘルズキングの弱点を教えた。
警官に憑依した個体(SRCにマークされていたのはこちら)はこの時に草野に憑依した個体に銃殺されている。警官の生死は不明。
ヘルズキングが敗れた後は母星を裏切った反逆者として狙われることになった為、草野と分離し宇宙へ去っていった。
ヘルズキングがヘルズキング改として再登場した第61話にも名前が登場する。
草野忠雄
キタウラ食品第三営業部に勤めていたサラリーマンで、納豆と縮れ麺がミックスしたカップ麺"ねばるっしょ"を営業して回っている(特典として納豆の匂いがするタオルが付いてくるらしい)が、営業の成績は今ひとつ。
ムサシとは娘が迷惑をかけた際に知り合い、たこ焼きをご馳走になった(ベリル星人が地球を去る際にもご馳走になっている辺り、ベリル星人のお気に入りらしい)。
人格の主導権はベリル星人が握っていたのか、憑依されている間の記憶はない様子。つまりあの何処か憎めないキャラクターはベリル星人が地球人として暮らす際に獲得したものという事になる。
ちなみに、テレビマガジンデラックス『全ウルトラ怪獣完全超百科 ウルトラマンティガ〜ウルトラマンマックス編』には個別で項目が設けられていて、身長と体重は不明らしい…そりゃそうである。
娘のカオリは忠雄を『オヤジ星人』と呼んで毛嫌いしたり(間違いではなかった)、ねこ座(※)第三惑星から来たニャントロ星人だと嘘をついてムサシを困らせる思春期特有の気難しい性格をしているが、ヘルズキング襲撃時に平安貴族風の目がイっているパンダのぬいぐるみをお守りがわりに(元々は忠雄が娘のために買ったもの)預けたりと本当は父親思いのいい子である。
(※)現在は存在しない星座。
余談
『ウルトラマンオーブTHE_ORIGIN_SAGA』にてアスカ・シンがキタウラと書かれた缶詰食品を食べているシーンがあるが、この回で登場したキタウラ食品なのかは不明。
関連項目
オビコ、ブラック指令:同じく赤星氏が演じたキャラクター。共通して「ラーメン」に関係がある。
チャダビン星人:地球人になりすまして生活するうちに愛着を抱いてしまった異星人繋がり。