ペガサス彗星拳
ぺがさすすいせいけん
天馬星座の聖闘士の共通技。
分散して撃つペガサス流星拳を一カ所に集中して撃つ技。
蜥蜴座のミスティ戦において、彼が操る風の防御壁を突破するために編み出された。
1点に対するダメージは流星拳の100倍以上とも言われ、破壊力は天馬星座の技で最強といっても過言ではない…が必要と思われる場面での使用率が非常に低い。
星矢にしても光牙にしても、基本的に格上の相手との戦闘が多いので、得意技であるペガサス流星拳が、多段技の為に相手の防御を貫けないケーズが多いのであるが、そういった場合もあまり使われた事は無い。バカの一つ覚えの如く流星拳を繰り返し放つ有様である。
最初からこっち使えよと思った読者は多いはず。
きりもみ回転して放つ場合もあれば、「ソルジャーズ・ソウル」のように彗星の如く急降下して放つバージョンもある。
しかし、ハナっからトドメの最強技を使っても物語的に盛り上がりに欠ける気もするが。(ウルトラマンや仮面ライダーが変身してすぐにスペシウム光線やライダーキックを使ったり、悟空がかめはめ波もスーパー化もせずにいきなり元気玉を撃つようなものである)
やはり決め技はタイミングを読んでこそ輝くもの。…いきなり出せよ、とヤジるのも野暮というのも野暮ったいセリフである。
ちなみに原作では双子座のサガや海馬のバイアン、劇場版だとオリオン星座のジャガー、りゅうこつ座のアトラス、熾天使のベルゼバブを撃破している。
Ωでは対イオニア戦で初披露された。セブンセンシズの覚醒と同時に放たれたこともあり、この時描かれた発動バンクは、相当ド派手なものになっている。
またマルス戦では、回避されたところを、拳の軌道を曲げてUターンさせ、もう一度ぶつけようとしている場面も見られた。どうやって曲げたのかは聞かないお約束。
LegendofSanctuaryでは全身に闘気を纏い拳を前に突き出しながら前に跳躍しつつ突進するというバーンナックルや廬山龍飛翔に近い形に。