概要
チベット出身の政治学者であり、国際関係論・国際政治学を専門としている。
PRC(中華人民共和国)のチベット侵略と、それによる抵抗運動であるチベット蜂起により、ダライ・ラマ14世に従って故郷を離れ、インドに亡命した。
その後、中学生の頃に亜細亜大学教授の木村肥佐生や医学博士の丸木清美の支援を受けて訪日し、亜細亜大学法学部に入学し卒業。
上智大学では大学院まで昇ったが中退、しかしその後東京外国語大学でAA研究所(アジア・アフリカ言語文化研究所)を修了している。
中国によるチベット侵略や、チベット・チベット人に対する不当な弾圧の実態を研究し、訴える活動を行っており、多くのNPO・NGO団体に所属し、チベット文化の保護活動も積極的に行っている。
幼少時代をインドの難民キャンプで過ごしていた経緯から、インドについても詳しく、同じく帰化人である石平氏と親しくなり、共著の出版のため訪印した際は、彼にインドを案内している。
著書一覧
- 『チベット入門』(チベット選書)
- 『中国が隠し続けるチベットの真実』(扶桑社新書)
- 『最終目標は天皇の処刑~中国「日本解放工作」の恐るべき全貌~』(飛鳥新社)
- 『ワンチュク国王から教わったこと』(PHP研究所)
- 『日本・インドの戦略包囲網で憤死する中国』(共:石平 出:徳間書店)