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ホリズムリバー楽団

ほりずむりばーがくだん

「ホリズムリバー楽団」とは、東方Projectに登場する音楽ユニットである。後に「プリズムリバーウィズHと名を変えた。(東方憑依華時点)
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概要

東方Projectに登場する音楽ユニット、音楽チームの一つ。
東方文果真報』に初登場した。

メンバーは堀川雷鼓(楽団リーダー)、ルナサ・プリズムリバーメルラン・プリズムリバーリリカ・プリズムリバーの四名。ユニット名はルナサ、メルラン、リリカの三名が活動する際の楽団名である「プリズムリバー楽団」と新たに加入した雷鼓の苗字のもじりによる。

その様子については幻想郷の音楽事情の新しい風として射命丸文が「文々春新報」にて報告しており、同誌はリーダーである雷鼓への個別の取材も行っている。

「プリズムリバー楽団」

メンバーと音楽性

ルナサ、メルラン、リリカの三名は先述のようにもともとプリズムリバー楽団として活動しており、東方Project作中での登場も冥界での花見に盛り上げ役として呼ばれたことにはじまる(『東方妖々夢』)。
依頼があれば冥界以外の様々な場所でも演奏を披露する。

また依頼があるかどうか不明なシチュエーションでもその音楽を奏でている様子が描かれており、例えば『東方心綺楼』や『東方三月精』や『東方茨歌仙』(博麗神社での酉の市開催時や宴会背景)など人が多数集まる場所で三名が演奏する様子が描かれている。
三名がともに活動するのが主であるが、メルランがソロ活動をすることもある。
一方でリリカにはその様子が見られないなど、活動方針も様々である。

稗田阿求によれば妖怪人間問わずファンがおり、その数も多く、公認か非公認かは不明ながらメンバーごとにファンクラブがある(「幻想郷縁起」、『東方求聞史紀』。ルナサ・プリズムリバー、メルラン・プリズムリバー、リリカ・プリズムリバー各項)。

その音楽性は、作中では「 軽快なリズムとクラシカルな楽器の組み合わせ 」(『妖々夢』)、「 激しく、ノリの良い曲を演奏することで有名 」(阿求評、「幻想郷縁起」、『求聞史紀』。ルナサ・プリズムリバー項)などと評されている。

十六夜咲夜などもその音楽性がレミリア・スカーレットの趣向に合えば、紅魔館での食事会での演奏を依頼しようと考えたりもした(『東方外來韋編』)。

さらに詳細は「プリズムリバー三姉妹」記事やメンバー個々人の記事である「ルナサ・プリズムリバー」、「メルラン・プリズムリバー」、「リリカ・プリズムリバー」など各記事を参照。

解散

しかし文々春新報(『文果真報』)ではプリズムリバー楽団解散の発表の様子が記事となっており、実際に発表を行う三名の姿が掲載されている。
解散の理由として挙げられているのは「 音楽性の違い 」。

この発表は突然であった様子で、人々に衝撃を与え、さらにはその真の解散理由を探る動きも生まれていった。そして「 ラストライブ 」を願うファンよる「 署名活動 」も行われるなど、動揺が広がった。

メタ的な視点では、このプリズムリバー楽団解散のニュース写真(実際は挿絵)は『文果真報』発表に先立つ『外來韋編』参(Vol.3)にも掲載されているなど、『文果真報』自体の広報としても先行してお目見えしている。この際も『文果真報』同様に「プリズムリバー楽団解散」の報告としてスーツを着用したルナサ、メルラン、リリカの三名が頭を下げる様子が作中写真(挿絵)に収められている。

『文果真報』自体が当時の様々な時事や流行物、科学技術などからのインスパイアが見られる作品であるが、実際の『文果真報』発表前の2016年には、「国民的グループ」と称されたアイドルグループの突然の解散と、それに伴うファンや社会への衝撃、不明瞭だった解散理由の実態を探り求める社会的動向、ファンによる署名活動の展開などの大きな動きがあった。

ただしプリズムリバー楽団はその存在性が特殊な「騒霊」であるとともに三名は姉妹でもあり、解散がそのまま血縁的な結びつきもある姉妹関係の離散にも繋がりかねないなどの独自の事情もまたある。

「プリズムリバー楽団2.0」

しかしこの解散を報じた「文々春新報」同一誌内においてプリズムリバー楽団の再結成も報じられている。
記事によればプリズムリバー楽団は解散発表の「 三日 」の後に再結成ライブを行い、このライブを通してファンは「 喜びと混乱を同時に味わった 」(「文々春新報」)。

さらにこのライブではプリズムリバー楽団に新メンバーとして雷鼓が加わっており、雷鼓本人の演奏の力強さに加えてこれまでのプリズムリバー楽団になかった打楽器(ドラム)ということもあって、ライブでも強烈な存在感を示した。
ライブ中の写真においても前面に立って観客にアピールする様子が捉えられている。
文々春新報によれば、この際のライブでの雷鼓の「 パフォーマンス 」は「 実にパワフルで三姉妹に一歩も引けを取っていない 」ものであった。文々春新報は再結成と新メンバー加入による新生のプリズムリバー楽団は、これからはむしろ雷鼓がメインになっていくのではとの予想を立てて記事を結んでいる。

この再結成ライブの際の立ち位置は、文々春新報の報告にもあるように雷鼓(ドラム)を前面とし、その向かって右側にルナサ(バイオリン)、ルナサのさらに右側にリリカ(キーボード)、雷鼓の左側にメルラン(トランペット)となっている。

舞台には金属製と思しき舞台フレームが組まれ、ライトアップの機材もみられるなど、かなり近代的なものが構築されている。大がかりな舞台装置などがあるかどうかは不明。

「ホリズムリバー楽団」

ライブ後、文々春新報が雷鼓個人に取材を行った。

「ドラムが前に出る」という斬新なスタイルをみせた新生プリズムリバー楽団ではその立ち位置の通り雷鼓がリーダーとなっており、雷鼓とルナサ、メルラン、リリカの四名で活動する際はこの構成がとられるとのことである。
そしてこの四名での活動時には「 ホリズムリバー楽団 」を名乗ろうと考えていることが雷鼓によって語られている。
この際の文々春新報の取材時点では「ホリズムリバー楽団」の呼称はまだ雷鼓の個人のアイデアである様子もみられ、ルナサなど他メンバーとの合意がこの時点であるかどうかは不明である。

この機会の個別取材では、先のプリズムリバー楽団解散の報の真相やそれに至るプリズムリバー楽団の内実、解散会見以前のプリズムリバー楽団と雷鼓との接触なども語られた。

雷鼓によればプリズムリバー楽団に足りなかったものは「打楽器」であり、雷鼓曰く「 よく今まで打楽器無しでやってたよな 」。
これまで打楽器を含めたことのなかったプリズムリバー楽団であったがいざ「 セッション 」を行ってみれば雷鼓を含めた四名の相性はよく、「 すぐに意気投合 」できたことで、先の同一ステージでのライブにも至ることとなる。

プリズムリバー楽団と「打楽器」という関連については『文果真報』に先立つ先述の『外來韋編』(参)においてZUNは「 冷静に思うと打楽器を入れとけばよかったなあ(笑) 」と語っており、同時期の『文果真報』において「打楽器を含めたプリズムリバー楽団」の姿が雷鼓の加入という形で実現したものともなっている。

「プリズムリバーウィズH」

「文々春新報」でのプリズムリバー楽団再結成ライブ以後も四名が活動する様子が作中で見られており、例えば『東方憑依華』では実際のライブステージの様子が登場している。
ライブステージだけの様子や、ライブ直前のシーンもあり、ライブ直前のシーンではそれぞれが演奏する楽器とともにステージに立つ四人の様子が描かれている。

開演前は暗い状態であるため目元の表情を見ることはできないが、作中での弾幕戦の開始と共にライブが開演し、ライトアップされた舞台で演奏する四名の細かな表情も見ることができるものとなる。
ライブ中は一定時間でポーズを決めており、例えば一回転した後にバイオリンの弦を手にしてこちらにかざしつつウィンクするルナサなど、それぞれの個性が描かれている。
ルナサ、メルラン、リリカについては「手足を使わずに楽器を演奏する程度の能力」も表現されており、それぞれの周囲に浮かぶ演奏楽器には三名のいずれも触れていないが、しっかり演奏がなされている。
雷鼓はスティックを手に自身の周囲のシン・ドラム(電子ドラム)や自身が座るバスドラム様のドラムの両方(こちらはヒール部分のマレット)で演奏しており、スティックを用いてポーズも決める。

このとき四名が演奏を行うライブ会場の弾幕アクションとしてのステージ名称は「 太陽のライブステージ 」。

『憑依華』で描かれたライブでは先の再結成ライブの時とは雷鼓とルナサの立ち位置が入れ替わっており、雷鼓の向かって右側にリリカ、向かって左側にルナサとメルランという配置となっている。使用する楽器などは同じ。

この機会でのユニット名は、古明地こいしによれば「 プリズムリバーウィズH 」。
H 」は「 Horikawa 」の頭文字か。
藤原妹紅によれば、「プリズムリバーウィズH」は「 アップテンポながらニヒルな死生観のある曲が売り 」とのことで、この評は妹紅自身の好みとも重なってもいるようで妹紅の様子を見た二ッ岩マミゾウは妹紅が楽団のファンであることを見抜く。
プリズムリバー楽団としての存在は『妖々夢』でも接触のある霧雨魔理沙の他、八雲紫豊聡耳神子も知るところである。

開演前(準備段階は除く)から会場には多数の観客の姿もあり、ライブが始まると観客席にはサイリウムのような縦長の青緑の光が多数のびる。
ただしこのライブには観客の没入的な熱狂を目当てにして別の意図をもって訪れているものもあり、異変調査の過程でここに導かれた魔理沙などがその何者かに出会っている。

そして「プリズムリバーウィズH」のライブ会場は弾幕戦のライブ会場ともなっていく。
作中では複数のエピソードの中でライブもまた複数回行われていることが語られており、それぞれ弾幕戦の舞台ともなった。

この四名も登場する「太陽のライブステージ」は『憑依華』では各種自由対戦モードの選択ステージとしても登場しており、夕暮れのライブ前(搬入なし状態)とライブ開演中の二種類も選択することができる。

ステージデフォルト曲は作中でもライブに合わせて登場した「今宵は飄逸なエゴイスト(Live ver) ~ Egoistic Flowers.」。作曲はZUNによる。
本作ではステージ曲選曲時の、アレンジ選曲・黄昏曲選曲のいずれにおいても本曲がデフォルトとなっている。ライブバージョンということもあって観客の声援歓声や拍手なども聴くことのできるものとなっている。

ルナサ、メルラン、リリカの三名は弾幕アクションとしては二つ前の作品にあたる『東方心綺楼』でもその背景に登場しており、今回は『文果真報』で語られた雷鼓を含めた新たなユニットとして再び登場し、さらに『憑依華』ではストーリーにそのライブそのものが一部関わってもいるなどその姿がクローズアップされている。

なお、ZUNによるとユニットの名前が「ホリズムリバー」から「プリズムリバーウィズH」になったのは雷鼓が勝手に付けたネーミングに対して三姉妹がいやがって喧嘩をした結果であるらしい(2軒目から始まるラジオ第89回 2018年1月30日配信)※39分頃から



幻想郷の音楽

ルナサ、メルラン、リリカの三名によるプリズムリバー楽団とユニットを結成した雷鼓であるが、初登場した東方輝針城』時点では同じく楽器の付喪神である九十九弁々九十九八橋らとともに「 道具の楽園 」を築くべく活動したりもしている。

文々春新報によれば弁々と八橋はホリズムリバー楽団と同時期(または再結成ライブ前)にも二人での音楽活動を行っており、文々春新報は個別の取材記事において「 天女と見まがうルックスの二人による弦楽器デュオ「九十九姉妹」 」と紹介している。
記事によればライブ「 九十九プラス1夜行目 」も好評とのことで、プリズムリバー楽団解散に衝撃を受けた人々の癒しともなった。
文々春新報は二人に「 女子二楽坊 」の称を贈りたいとしている。
メタ的な関連としてはこの名称の元となったものは中国の伝統楽器の演奏家によるバンドである「女子十二楽坊」か。弁々・八橋いずれも琵琶と琴という古典楽器の演奏家であることにも共通点がある。実際の「女子二楽坊」にも琵琶や複数のタイプの琴の演奏家がおり、東アジア・東南アジアに共通するそれぞれの楽器群を奏でるものとして楽器面でも共通点を持つ。

また広く芸能面では同時期に秦こころが選抜48のお面から成る「 KKR48 」による新作暗黒能楽として「恋する人形焼き」の公演を行っており、こちらも文々春新報がその様子を報告している(『文果真報』)。

このとき、プリズムリバー楽団復活ライブ、「九十九姉妹」ライブ、恋する人形焼き公開にまつわる三者の文々春新報記事の写真撮影(実際の『文果真報』としては挿絵にあたる)はいずれもあずまあや(東方Project原作では『茨歌仙』作画担当)によるもので、ライブ後の雷鼓のインタビュー時のグラフィティもあずまあやによる。

この他の音楽芸能としてパンクロックバンドの「鳥獣伎楽」などもあるが、上記の面々が活動している同時期に活動があるかどうかは不明。またかつて「 一夜限りの復活演奏会 」を行った「幺樂団」などはその後の動向が完全に不明である。

関連イラスト

【堀川雷鼓合同】ホリズムリバースキャンダル



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東方Project 東方文果真報
堀川雷鼓 ルナサ・プリズムリバー メルラン・プリズムリバー リリカ・プリズムリバー
プリズムリバー三姉妹

鳥獣伎楽女子二楽坊:同じく幻想郷の音楽ユニット

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