マイクロ波シェル
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まいくろはしぇる
マザーレギオンを代表する必殺技。
マザーレギオンとソルジャーレギオンは共に電磁波とマイクロ波を武器として使う。
マザーレギオンが頭部の角を開いて、電撃と共に放つ光線は「マイクロ波シェル」と呼ばれる。一方で、ソルジャーレギオンも類似した頭部からのマイクロ波の放射攻撃を持つものの、発光こそすれど光線化(飛び道具化)はしていない。
この攻撃は強力であり、マザーレギオンの「マイクロ波シェル」は広範囲を一瞬で炎上・爆発させる威力を持ち、前作ではスーパーギャオスの超音波メスでも傷付かなかったガメラの甲羅すら肩の肉ごと容易く抉り、自衛隊の戦車大隊をほぼ一撃で損耗50%に追い込んでいる。さらに、着弾した光線が波打ってさらに地表に伝播して被害を拡大させる。
また、ソルジャーレギオンですら自分よりも何百倍も巨大なガメラに対して、アリやハチのように群がって、マイクロ波攻撃を立て続けに浴びせることによって、ガメラをかなり出血させ、弱らせて身動きができず転倒してしまう程に追い込んだ。
なお、マザーレギオンは頭部の角を破壊されるとこの技が使えなくなるが、この事態に対応する奥の手として「レギオンビュート」という技を持つ。
- 勘違いされる場合があるが、「シェル」とは「弾丸」という意味であり、「甲羅」ではない。
- 『CR GAMERA THE BATTLE PACHINKO』では、マイクロ波シェルは電撃状ではなくて破壊光線として描写されている。また、こちらでは赤いマイクロ波シェルを発射する場面もある。
- コンセプトアートでは、「マイクロ波シェル」の形状が完成版とは異なり、半月状の「光波」に近かった。
- ガメラはマザーレギオンに対して諸刃の刃である「ウルティメイト・プラズマ」を使って倒したが、マザーレギオンの二つの必殺技を封じることや、口を破壊することができれば、理論上はマザーレギオンを餓死に追い込んで倒すこともできると思われるが、ガメラも深く傷ついており、「レギオンビュート」の猛攻に耐えられなかった可能性がある。
- ガメラは神秘の生命力を持つ為に、「レギオンビュート」を耐えきれなかったとしても死ぬことはないと思われる。
荷電重粒子砲:『GAMERA-Rebirth-』における、「マイクロ波シェル」を部分的に意識した技。
巨神兵東京に現わる:『ガメラ大怪獣空中決戦』と本作で使用した東京タワーのモデルを再利用する予定があった。その後、マザーレギオンの「マイクロ波シェル」のイメージに、巨神兵のプロトンビームが一部投影された。
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