データ
有名なスミロドンと同じサーベルタイガーと呼ばれるネコ科哺乳類で、属名は古代ギリシャの短剣の一種マカエラ(参照)に因んで「短剣の歯」を意味する。
スミロドンよりよりはるか昔の1500万~200万年前、ユーラシア、アフリカ、北アメリカと広範囲に生息していた。同じく広範囲に生息していたホモテリウムの祖先だと主張する古生物学者もいる。
体長2.5m・体高1.2mと、サーベルタイガーの仲間では最大級だが、頭の大きさはライオンとほぼ同じだった(とはいえその幅はライオンより細面だった)。その巨体と長い牙を使い、マンモス等の共存した大型草食獣の分厚い皮膚を引き裂いて捕食していたと推測されている。