演:マーク・ダカスコス
吹き替え:小山剛志
概要
『KAMEN RIDER DRAGON KNIGHT』の登場人物の1人。原作『仮面ライダー龍騎』の香川英行に相当する。
ベンタラの戦士たちのリーダーで、“アドベントデッキ”を開発した科学者。
普段は渋いアジア系の男性の姿を取っているが、その正体は惑星カーシュ出身のグレイ型エイリアンで、元々はゼイビアックス将軍の部下だったが、長い戦争で荒れ果てた母星を立て直す為に将軍の命を受けてテレポート技術を開発しベンタラに赴くも、任務中に病気に掛かり瀕死の状態に陥るが、あるベンタラ人に助けられ九死に一生を得た事を切っ掛けに横暴な将軍のやり方に疑問を持ち、ベンタラ側に就くことを決意。
自らが開発した“カードデッキ”を選ばれたベンタラの人々に与えて守護騎士「仮面ライダー」として対抗組織の指導者となり、彼らの良き理解者として現在に至る。
また、後日談を書いた小説ではデッキの力で2つの世界を支配しようと目論むスチュアート大佐とその背後にいる謎の勢力を止める為に地球人たちの互いに信頼する力に運命を託し、敢えてかつて将軍に協力していた地球人たちに戦いを任せるなど、彼の地球人に対する信頼や熱意は人一倍強い。
ちなみに戦闘形態であるアドベントマスターとしての戦闘能力は未知数だが、“ベント空間”を自由に行き来する事ができる唯一の存在である事や、“デッキ”の情報を自在に書き替える事ができるなどの開発者特権ともいうべき権限を持っている事。そしてライダー達を導く良き指導者にして父親のような存在である為なのか、将軍からは警戒され、恐れられている節がある。
尚、TV本編ではゼイビアックス将軍との戦いに敗れて吹き飛ばされ、本来なら“ベント空間”へと転送されるはずが、事故で地球のニューメシキシコへと流れ着き、それを発見した<ノーマン>が発見、回収され彼らの保護下に置かれていたが、1年後にレンたちにより眠りから目覚める事となる(原版では「ロズウェル事件」が起きた時代に流れ着いたという事になっている)。
余談
吹き替えを担当した小山剛志は原作『仮面ライダー龍騎』において各種召喚機のシステムボイス、および仮面ライダーオーディンの声を担当している。