概要
ジュラシック・ワールドとインジェン社の親会社。テーマパークや遺伝子研究の分野以外、通信ネットワーク・石油発掘・再生エネルギー・人工衛星等様々な産業を擁する巨大グローバル企業。
創設者はインド出身のサンジェイ・マスラニで、1970年代初頭に通信ネットワーク会社として設立された。サンジェイはジョン・ハモンドの親友で、彼の死後に跡を継いだ息子のサイモンはアブダビで石油部門の会社を設立し石油発掘を始め、世界各国で様々な産業を成功させた。
サイモンは通信ネットワーク以外にも1997年にサンディエゴ事件後の財政難から再建の道を探っていたインジェン社の買収に乗り出し、交渉の末1年後に買収に成功、インジェン社を傘下にした。
2002年からの3年間、「ジュラシック・ワールド」をテーマパークだけではなく、一つの会社として設立・パークの建設を行った。
2015年、展示用として誕生させたハイブリッド恐竜「インドミナス・レックス」が脱走し引き起こした騒動でサイモンを含めた多くのパークスタッフが死亡、更にそれにより脱走したプテラノドンとディモルフォドンに襲われ大勢の来場客も死傷してしまい、パークは閉園となってしまった。
その後、負傷者や遺族らが引き起こした集団訴訟で、マスラ二社は約8億ドル(約872億円)を超す慰謝料を支払うこととなった。